アナザーレーン社が全国のコンビニで支払い可能な新ペーパーレス決済の提供を開始

ECのミカタ編集部

クレジットカード決済の代行業務をおこなうアナザーレーン株式会社(本社:東京都新宿区、代表:川端一行)は、全国約37,000店のコンビニで支払いが可能なペーパーレスコンビニ決済サービスの提供を開始したことを公表した。

アナザーレーン社は、決済サービスを16年以上にわたり、20,000店舗を超える事業者に提供して来た。同社が提供する決済サービスは、クレジットカード決済をはじめ、店舗でのCAT端末を使った決済や電子マネー決済、各種のオンライン決済など多岐に渡る。そのアナザーレーン社は今回、一気に全国約37,000店のコンビニで支払いが可能となるペーパーレスコンビニ決済サービスの提供を開始した。

ネットで番号を通知、手数料も安価

ネットで番号を通知、手数料も安価

ペーパーレスコンビニ決済とは、払込番号をメール、WEB上で通知することにより、完全ペーパーレスでの決済が可能になるサービスだ。ペーパーレス決済なので、払込票をなくしてしまったというトラブルもなく、365日24時間いつでも決済できる。

また、従来必要だった払込票の印刷、発送作業の手間がなくなり、効率化とコスト削減が期待できる。さらに、コンビニ決済は、クレジットカード決済と比較し手数料が安価だ(決済金額・取扱い商材によって変動)。クレジットカード決済と併用することで、決済手数料のコスト削減が期待できる。その場合、セット導入での割引も適用されるとのことだ。同社は、ペーパーレスコンビニ決済について、EC事業者はもちろんコンテンツ販売サイトの決済にも最適だと述べている。

一歩先を目指すEC事業者の有力な選択肢

言うまでも無く、決済手段の充実度は、ユーザーとのロイヤリティ向上と切っても切れない関係にある。各種のデータによっても、使いたい決済手段が用意されていない場合、カゴ落ち(商品などをカートに入れて決済の手前まで進んでも、購入を取りやめること)が発生する確率が格段に上がる。

より多くの決済手段を取りそろえることによって、自社のEC事業が「選ばれるサービスとなる」、そうした競争力を備える上で大きく寄与することになるのだ。今回、提供が開始された、アナザーレーン社のペーパーレスコンビニ決済は、各種の決済サービスを実際に提供してきた同社だから送り出せる骨太のサービスだと言える。

提供開始時にすでに、全国約37,000店のコンビニで支払いが可能な点もそれを証左している。さらに拡大するEC市場の中にあって、決済手段でも一歩先を目指す事業者には、有力な選択肢となることだろう。

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