東南アジア最大級のECモール「Lazada運用支援サービス」を提供開始、出店・運営を包括サポート

ECのミカタ編集部

グローバルパフォーマンステクノロジーネットワーク「Webridge(ウェブリッジ)」の開発運用をおこなう株式会社フォーイットは、東南アジア最大級のECモール「Lazada(ラザダ)」のショップ出店および実運営を行う「Lazada運用支援サービス」の提供を開始したと発表した。

拡大を続ける世界のEC市場

世界150ヶ国以上の統計データを扱うStatista社によると、2022年の世界EC市場取引総額は5.54兆ドル(約671兆円)に達すると言われており、2025年には7.39兆ドル(約895兆円)と、今後も安定した市場拡大が見込まれると発表されている。

インターネットやスマートフォンの普及、決済方法の簡素化、物流などのインフラが整備されたことにより、場所や時間を選ばないオンラインショッピングの利用が世界中で加速したこと、新型コロナウイルスの感染拡大により、長期的に海外渡航が制限されたことも世界EC市場にとって大きな追い風となった。

出店・運営を行う「Lazada運用支援サービス」を開始

出店・運営を行う「Lazada運用支援サービス」を開始

過熱する世界EC市場の中で、同社は2019年にグローバルアフィリエイトプラットフォーム「Webridge」をリリース。「日本から海外へ」「海外から日本へ」とボーダーレスに活躍する企業をつなぐグローバルビジネスとして、海外進出に必要なトータルサポートを行ってきた。

加えて、2020年より東南アジア・台湾最大級のECモール「Shopee(ショッピー/蝦皮)」のショップ出店および実運営を行う「Shopee運用支援サービス」の提供を開始し、2021年にはShopee出店支援パートナーに選定されている。

そして今回、Shopeeと並ぶ東南アジア2大ECモールである「Lazada」のパートナーとして、ショップ出店および実運営を行う「Lazada運用支援サービス」を開始。専属コンサルタントが現地ユーザー・マーケットに合わせた適切なローカライズやマーケティング戦略を提案し、グローバルな視点とローカルの視点を両立させた海外進出をサポートするという。

ショップ運営・カスタマーサポート・販促など幅広く支援

Lazada運用支援サービスの特徴およびメリットは以下の通りだ。同社は、「越境ECに興味があるけれど、何から始めたらよいかわからない」「越境EC全般におけるスキルが足りない」「言語対応できる人材がいない」といった課題を抱える事業者に最適だとしている。

①Lazadaショップの運営代行
② Lazadaショップ出店に関する徹底的な工数の削減
③ 多言語翻訳対応
④カスタマーサポート対応(Chat Now!/チャットナウ)
⑤海外配送サポート
⑥各種広告施策
⑦公式SNSアカウント施策

Lazadaは、東南アジア最大規模のECプラットフォーム。シンガポール、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム、インドネシアの6ヶ国に展開しており、管理画面1つで6ヵ国に同時出店ができることや、東南アジア全域をカバーする独自の物流ネットワーク「LGS(Lazada Global Shipping)」を備えていることなどが特徴だ。

東南アジアは世界の越境ECにおいても特に注目されているエリアのひとつであり、若年層が多く、GDP成長率も高い将来有望なマーケットだ。日々成長を続けるLazadaに出店し、東南アジアへの販路を開拓することにより、中長期的なビジネスの飛躍につながる可能性があるだろう。

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