ギャプライズ、ECサイト高速化【SpeedSize】の提供開始

ECのミカタ編集部

株式会社ギャプライズ(本社:東京都新宿区、代表取締役 CEO:甲斐 亮之、以下「ギャプライズ」または「同社」)は、SpeedSize(所在地:Israel HaMerkaz、CoFounder, CEO:Sagi Keen、以下「SpeedSize」)とパートナー契約を交わし、国内での本格的な提供を開始した。

設定は最短1分 

デジタルビジネス支援を行う、海外SaaS商社のギャプライズは、AI画像処理テクノロジーを提供するSpeedSizeとパートナー契約を交わし、4月より日本国内での本格的な提供を開始した。

SpeedSizeは、コンピュータサイエンスと神経科学を組み合わせたAI技術により、人間の目で見ても見た目が変化しないように動画や画像を再作成することで、品質を損なわずに最大99%の容量削減を実現するとしている。またSpeedSizeのセットアップは、サイトにコードを1行追加するだけであり、わずか1分の作業で完了するという。

SpeedSizeが実現すること

SpeedSizeが実現すること

SpeedSizeは、同AI技術では容量削減だけでなく、訪問者一人ひとりのブラウザやデバイスに応じて最適なサイズやフォーマットを、作成から配信まで全て自動で行う。これによりSpeedsizeの利用企業は、WEBサイトやアプリの読み込み速度の改善、離脱率の低下、コンバージョンレートの向上、Core Web Vitalsの改善、CDNコストの削減、人件費の削減などの様々なメリットを得ることができる。

またSpeedSizeは、クライアントのメディア ファイルを扱うプラットフォームとして、世界的に最も安全でセキュアな場所であることを保証している。何百万ものファイルを最適化かつ保存し、配信するためにAWSの信頼できるインフラストラクチャを利用しているという。

広く受け入れられているセキュリティ基準や規制、GDPR への準拠、障害や災害時におけるバックアップ、大企業レベルのセキュリティを備えた透明性の高いプライバシーポリシーに取り組んでいるとのことだ。

ページ読み込み速度がビジネスをも左右

公表に際して同社では次のように述べている。

「ページ読込み速度はユーザー体験に直接影響することがわかっています。スピードは、あらゆるデジタル施策の成功に不可欠な役割を果たしますが、Eコマースなどのサイトでは特に顕著です。70%の消費者は、ページの表示速度がECサイトでの購入意欲に影響を与えることを認めており、米国では、消費者がモバイルサイトを離脱する一番の理由は待ち時間であり、購入しない理由として遅いダウンロードをあげる人は10%にのぼります。Googleのユーザーパフォーマンスデータによると、ページロードがほんの数分の一秒変わるだけで、お客様の集中力や行動が変化することが分かっています」

こうした背景から国内でのSpeedSize提供に乗り出したのだ。同社も述べている通りECサイトの高速化は、顧客の離脱を防ぎ、買い物体験をより豊かにすることで結果としてCVへとつながることになる。競争が激しくなるEC市場において、競合と差をつけたいEC事業者にとって、SpeedSizeは、心強い存在となりそうだ。

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