AnyMind Groupが新サービスを開始 アジアでの商品販売がより容易に
AnyMind Group株式会社(以下:AnyMind Group)は、アジアの現地ECモールにおける商品販売を月額1万円から可能にする新サービス「AnyShop Official Store」の提供を開始した。
月額1万円から商品販売が可能
「AnyShop Official Store」の特徴、及び強みについては主に以下の3点となる。
◆フルフィルメント一貫支援により、低コスト・低工数で販売が可能
「AnyShop Official Store」利用にあたって、担当者が行う業務は商品の紹介文や画像などの情報を打ち込み、商品をAnyMind Groupのフルフィルメントセンターに送付するのみ。海外現地への発送、顧客対応等はAnyMind Groupが代行するため、低コスト・低工数で簡単に販売を始めることが可能となる。
◆法人設立などのプロセス不要で販売が可能
海外現地で事業を開始するためにはビジネスライセンスや法人設立など、然るべきプロセスを踏む必要がある。しかし「AnyShop Official Store」ではAnyMind Groupが保有する店舗を利用するため、簡単なステップのみで月額1万円からすぐに商品を販売することが可能となる。
◆1000社以上の支援実績に基づく、最適なマーケティング展開が可能
AnyMind Groupが持つアジア13カ国・地域19拠点における、EC・マーケティング領域を中心とした1000社以上への豊富な支援実績に基づくノウハウを活用し、戦略立案から施策実施、効果測定までを実行。認知拡大及び売上の最大化に向けた最適な集客活動を展開することができる。
「AnyShop Official Store」の概要
◆対象市場
タイ、台湾、マレーシア、シンガポール、インド、インドネシア、フィリピン
◆対象ECモール
Shopee、Lazada、tokopedia、amazon、Flipkart など
◆費用
基本費用 1万円/SKU/月 + モール入金額 20% + 保管費用 6500円/坪
◆利用開始までの流れ
アジアを起点に、提供価値を拡大
「AnyShop Official Store」の提供にあたって、AnyMind Group共同創業者兼代表取締役CEOの十河宏輔氏は以下のようにコメントしている。
「ブランド企業が現地でECビジネスを始めるにあたっては、手間のかかるプロセスや現地の商習慣に合わせた対応をはじめとして、費用的にも時間的にも大きなコストが発生していました。本サービスにおいては、当社のテクノロジーやECモールにおけるアカウントなどの幅広いリソースを提供。また、各市場の事情に精通した現地スタッフのサポートにより、海外における商品販売をより簡単に実現してまいります。また、初期コストをできる限り抑えることで、より海外での事業展開のハードルを下げていきたいと考えております。当社は今後もアジアを起点に、提供価値を拡大していくことで、ミッションである『Make every business borderless』を実現してまいります。」
現在、東南アジアのEC市場は右肩上がりに成長を続けており、2025年には総流通額が約2110億ドルに達するとの予測も出ている。市場拡大の見込みがありながらも、参入初期コストを大幅に削減できる「AnyShop Official Store」は、これから多くの事業者がアジア圏へと販路を広げるきっかけになるはずだ。