楽天ブックス、夏休みの自由研究関連書籍ランキングを発表

ECのミカタ編集部

楽天グループ株式会社が運営するオンライン書店「楽天ブックス」は、夏休みシーズンに向けて、2019年から2023年の売り上げデータをもとに「自由研究の関連書籍ランキング」を発表した。2020年以前はプログラミング関連書籍が多くランクインしていたが、近年はSDGsに関連した書籍が人気を集める傾向がみられた。

2019年までの自由研究書籍、人気は「プログラミング」「実験」「工作」

楽天ブックスは夏休みに向けて、2019年から2023年の自由研究関連書籍の売上数を発表した。以前調査した2016年から2019年にかけては自由研究の関連書籍の売上は約2倍にまで伸びたという。流通商品も約1.4倍増加しており、幅広い書籍の中から子どもの興味、関心にあわせた自由研究が可能となっているようだ。

ランクインした書籍のジャンルは主にプログラミング系、実験や観察系、工作(クラフト)系の3つ。特にプログラミング系は近年顕著に売り上げを伸ばしているという。文部科学省が2017年に発表した、2020年度から小学校でプログラミング教育を全面実施する(※)方針の影響が考えられるだろう。2016年の売り上げトップ10にはプログラミング系書籍のランクインは3冊のみだったが、2017年には5冊に増加していた。

※出典元:小学校プログラミング教育の概要1

2021年頃からはSDGs関連書籍が人気

2021年頃からはSDGs関連書籍が人気

2021年ごろからはSDGs関連書籍が人気だ。SDGsについて楽天ブックスのパパ・ママ社員は「子ども自身が食に興味があったのでフードロスについて問題意識を持つようになった」「授業の中でもSDGsについて学ぶ機会が増えて子どもたちの間でかなり浸透している」とコメントしている。

以下で人気の書籍を紹介する。

【プログラミング本】
■『小学生からはじめるわくわくプログラミング』(阿部和広 著、日経BP社)
…小学校中高学年の8歳から12歳対象。子ども自身が読み進めてゲームを作れる。
■『子どもと学ぶScratchプログラミング入門』(竹林暁、 澤田千代子 著、インプレス)
…子ども向けのプログラミング教材で購入するなど、指導する立場の大人も購入している。

【定番自由研究】
■『小学館の図鑑NEO 科学の実験』(ガリレオ工房 監修、小学館)
…約180の実験収録で自由研究の強い味方。
■『アリのす観察キット』(学研教育出版)
…アリを捕まえてから飼育するまでに必要なグッズや観察結果をまとめるシートあり。

【SDGs】
■『未来につながるよみきかせ SDGsのお話17』(著者: 秋山宏次郎, ささきあり)
…読み聞かせで自然にSDGsの17の目標が理解できる。
■『SDGsのサバイバル クイズでわかる地球のためにできること!』(著者: 佐藤 真久)
…62問のクイズとマンガでSDGsが楽しく学べる

どの教材も年間連続でランクインするなど、夏休みの自由研究には欠かせない書籍となっている。夏休みシーズンに入った今、本調査を元に自社製品のターゲットに対して何が求められているかを改めておさえておきたい。


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