Shopify×三井物産のプラスシッピング、ついにヤマト運輸対応! 国内三大配送会社から選択可能に

ECのミカタ編集部

Shopify Japan株式会社が三井物産株式会社と提携し、Shopify事業者向け配送業務効率化支援するサービス「プラスシッピング」でヤマト運輸株式会社の対応が決まったと発表。2024年4月から提供を開始するという。

日本郵便、佐川急便、ヤマト運輸から選べるように

Shopify事業者向け配送業務効率化支援サービス「プラスシッピング」は、オンラインでEC事業者が配送注文から配送料決済までワンストップで配送業務を完結する配送サービスのShopifyアプリだ。Shopifyの日本法人Shopify Japan株式会社(本社:東京都渋谷区、カントリーマネージャー:太原真、以下「Shopify」)が、三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀健一、以下「三井物産」)と提携し、提供している。

2022年10月からは日本郵便株式会社、2023年7月からは佐川急便株式会社と連携したサービスを本アプリで提供してきたが、2024年4月から、ついにヤマト運輸も連携。Shopify事業者は配送する荷物に応じて、国内三大配送会社が提供する配送サービスの中から、最適なサービスを選択し、配送業務の効率化とコスト削減が可能になったという。

ヤマト運輸追加でレターサイズから大型まで、常温から冷凍まで対応可能に

プラスシッピングでは、Shopify事業者は配送会社との個別契約を行うことなく荷物に適した配送サービスを選択できる。またShopify管理画面と連携して、送り状ラベルの購入・印刷から、配送注文、配送日時指定および追跡番号連携・発送通知メール送信、配送料金のクレジットカード決済まで、配送業務がDX(電子注文・電子決済)可能。インボイス制度の適格請求書の電子発行にも対応している。

今回、ヤマト運輸がプラスシッピングに対応することで、荷物のサイズはレターサイズから大型まで、温度帯は常温、冷蔵、冷凍から選択できるようになる。さらに荷物の受け取りは対面、置き配を選べるようになる。

国内市場では物流業界における「2024年問題」で、配送キャパシティの減少、料金の高騰が顕在化するなか、三井物産だからこそのEC配送によるさらなる業務効率化に期待が高まる。


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事