ICカード対応「Coiney」の進化!

ECのミカタ編集部

コイニー社の「Coiney」がICカード対応端末「Coiney ターミナル」をリリースすることを発表
移行期間向けに「コイニー加盟店保護プログラム」導入
接触IC取引に留まらず、NFC機能を活用することで将来的には非接触IC取引もサポート予定

場所や時間を問わず、簡単にクレジットカード決済

コイニー株式会社(以下「コイニー社」)のスマートフォンやタブレットを使ったクレジットカード決済サービス「Coiney」(コイニー)は、2015年秋よりICカード対応端末「Coiney ターミナル」をリリースすることを発表した。

「Coiney」はスマートフォンやタブレットのイヤホンジャックに専用のカードリーダーを挿入し、専用アプリを利用することで、インターネット環境があれば屋内外問わず、いつでもどこでも簡単にクレジットカード決済を行うことができるサービスだ。従来よりオーディオジャックに取り付ける磁気ストライプ対応カードリーダーを提供してきたが、Visaが提唱するIC(EMV)ライアビリティシフトに伴い、新たにICクレジットカード等に対応すべく今回の発表となった。

「Coiney ターミナル」では、接触IC取引に留まらず、NFC機能を活用することで将来的にもVisa payWave、MasterCardコンタクトレス等の非接触IC取引もサポート予定だ。また、Apple PayやAndroid Payにも対応を予定している。

また、「Coiney」は従来の磁気ストライプリーダーから「Coiney ターミナル」への移行期間を考慮し、「Coiney加盟店保護プログラム」を導入した。2015年の秋からアメリカで導入されるIC(EMV)ライアビリティシフトに伴い、磁気ストライプ対応カードリーダーにてICカードの偽造カードによる磁気取引が発生することが考えられる。IC(EMV)ライアビリティシフトとは、発生した不正被害損失については原則としてクレジットカード発行会社が加盟店契約会社に対して責任を問うことが可能になることを意味し、「Coiney」加盟店では移行期間中に偽造カードによる磁気取引を起因とした債務責任が発生した場合でも、コイニー社によって保護される。

今後もコイニー社は、決済ソリューションのリーディングカンパニーとして、スマートフォンやタブレット端末を使ったクレジットカード決済サービス「Coiney」の価値を高め、より多くの事業者に利用されるサービスを積極的に展開していくという。

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<次回の記事更新は・・・>11時です!
「メガネスーパーが取り組むEC改革の裏側、川添氏に迫る。」です。乞うご期待!


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