Instagramの進化!画像から独自の店ページへ!

石郷“145”マナブ

 アパレルを中心としたEC&集客支援事業を展開する株式会社エターナル(以下、エターナル)は、月間3億人が投稿する写真共有アプリ"Instagram(インスタグラム)と連携して、その画像からショッピングが簡単に出来るサービス"Fanista(ファニスタ)"を展開している。
 
「Instagram」といえば、自らの写真を投稿したり、友人の投稿をコミュニケーションツールとして、使うことが多いが、その一方で、感度の高い女性の画像や、人気ファッションブランドの投稿画像は、ファッション情報を仕入れるツールとして、使われている。女性にとっては、それもまた、まるでファッション雑誌を読む感覚。そこで、同アプリは、「Instagram」で投稿されている、公式ファッションブランドやショップの画像をまとめて、同アプリ内で見ることができ、保存などもできる、というもの。

「Instagram」上で、ショップなどのアカウントをフォローすれば、「fanista(ファニスタ)」のマイページで一覧で見ることができる。また、「fanista(ファニスタ)」アプリでフォローしても、「Instagram」にそのフォローが反映される。LIKEやフォローができるほか、お気に入りの画像を保存したり、LIKEをしたショップから更新情報が届く。

 さらに、「fanista(ファニスタ)」では、その投稿画像に掲載されている、商品をそのまま、アプリ内で購入できる。例えば、投稿画像の中で、女性がバッグを手にして、おしゃれなスカートを着用しているとした場合、画像と一緒に「詳細」と書かれた欄をタップすると、購入画面へと移動し、購入できる。

 今回のアッデートにおいて、ブランドやショップ運営者は"TAP+(タッププラス)"というサービスを利用することでInstagram(インスタグラム)の画像から、ECサイトにつなげるショッピングページを自ら開設することができることになった。当然、それらのショッピングページがあることで、そこを経由して、自社のサイトへ送客することもでき、より一層、Instagramの世界観を堪能しながら、購入へと導くことができるようになったというわけだ。
 「fanista」のこの機能の進歩が、Instagramとネットショップとの距離を縮めてくれる。ファッションとの親和性も高いInstagramにおいて、特に、アパレルショップはこの機能に注目したいところだ。


記者プロフィール

石郷“145”マナブ

キャラクター業界の業界紙の元記者でSweetモデル矢野未希子さんのジュエリーを企画したり、少々変わった経歴。企画や営業を経験した後、ECのミカタで自分の原点である記者へ。トマトが苦手。カラオケオーディションで一次通過した事は数少ない小さな自慢。

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