日本郵便、受注効率化で店の運営を更にやりやすく!

ECのミカタ編集部

受注・出荷管理業務の効率化でサービス向上に繋げる

 日本郵便株式会社(以下「日本郵便」)は、11月5日から、通販事業者向けのクラウド型出荷管理システム「ゆうパックプリント Sky」及び通販管理ソフト「ゆうパックプリント産直」のサービスを開始することを発表した。

「ゆうパックプリント Sky」は顧客のシステム環境を考慮した、通販事業者向けの出荷管理(送り状印字などの出荷管理業務)を効率化するクラウドサービスだ。

一方、「ゆうパックプリント産直」は直販を実施している通販事業者向けの通販管理ソフトだ(一部有料)。受注、請求書発行、顧客・売上分析などの機能を有しているため、顧客の一連の業務データを一元管理することができる。また、日本郵便ファイナンス株式会社の決済サービスと連動した送り状と請求書が一体になった帳票へ印刷をすることができる。

近年、Eコマースの拡大により、BtoCの通販市場が急速な勢いで拡大しており、各通販事業者は、多種多様なサービスの提供により、顧客の利便性の向上を図っている。しかし、自社サイトや複数モールへの出店などにより販売チャネルを増やすことで受注管理、出荷管理、顧客対応などの業務に追われ、サービス向上に注力できない通販事業者も見受けられる。

そのため、日本郵便では、通販事業者の受注、出荷管理などの業務の効率化による負荷軽減を図るため、より使いやすいシステムなどを提供し、通販事業者のビジネス拡大・強化に対応していくという。

今回の2つのサービスの提供により、受注、出荷業務を効率化することが可能となる。受注や出荷管理業務に時間や人を割いてしまうと、販売促進のために必要な時間を削らなければならない上に人件費などの問題も積み重なってしまうが、「ゆうパックプリント Sky」や「ゆうパックプリント産直」であれば、「時間が足りない」「人が足りない」などの問題をまとめてサポートしてくれる。

ここ最近は消費者の利便性を向上させるニュースが多く見られたが、今回のサービスは通販事業者に焦点を当てている。「スマートレター」の全国展開や「ゆうパック」の運賃変更など、利用者の負担軽減や使いやすさを追い求めている日本郵便のサービスであるだけに、注目を浴びそうだ。


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