ギフト商戦に挑む!EC-CUBEに複数配送機能追加

ECのミカタ編集部

100を超えるユーザーからの要望に対応!

 株式会社ロックオンは、昨日、日本No.1 EC構築オープンソース「EC-CUBE」の最新版「EC-CUBE 3.0.5」をリリースしたことを発表した。

「EC-CUBE 3.0.5」は2015年7月にリリースされた「EC-CUBE 3.0」の最新版だ。「EC-CUBE 3.0.5」ではユーザーから寄せられた機能改善要望や不具合報告など、100を超えるフィードバックに対応し、より安定した動作を実現している。

また、「EC-CUBE 3.0.5」では年末年始のギフト商戦に向けて要望の多かった「複数配送機能」(ショップの顧客が1度の購入で複数の届け先に配送できる機能)も搭載された。この機能は既存ユーザーもバージョンアップすることで追加することができ、EC-CUBE利用店舗での売上アップ貢献に繫がることが期待できる。

「EC-CUBE 3.0.5」では2015年7月の「EC-CUBE 3.0」リリース後に利用者から寄せられた機能改善要望や不具合等のフィードバックに対応するプロジェクト「EC-CUBE Kaizen Project」を発足し、全国各地のエンジニア総勢18名の開発者が参加した。

最新バージョンリリース後も、引き続き、EC-CUBE開発コミュニティの多くのエンジニアの協力のもと、「ポイント機能」「管理者権限機能」等複数の機能を年内にリリースする予定だ。

また、「EC-CUBE 3.0」機能充実度の指標であるプラグイン数は、無料プラグインを対象にしたコンテスト「EC-CUBEプラグインアワード3.0」(12月18日締め切り。最優秀賞は賞金30万円と副賞の授与)の開催や、9月に開催した「EC-CUBE DAY 2015」を始めとした、全国各地での勉強会・イベントも随時開催するなどで順調に増加しており、年内には50件を超える見込みだ。

これからの時期、お歳暮の発注をする人が多くなってくる。お歳暮を送る相手が多い時に今回EC-CUBEに搭載された「複数配送機能」があれば、数多くあるショップの中から選ばれる可能性が高くなるだろう。

また、「複数配送機能」は一度登録した配送先を保存しておくことができるので、リピートにも繫がる。1度きりではなく、リピートを促す施策を打つことができるのもポイントだ。ユーザーからの要望や不具合に柔軟に対応してきたEC-CUBE。今後の展開にも注目だ。


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