Makuakeが資金調達し、EC機能の提供を開始!

ECのミカタ編集部

記者の論点:実現したい夢があっても、色々な問題から諦めてしまうことがある。その背中を押してくれるのが「Makuake」である。今回は、その「Makuake」のECサイトが誕生した。

夢を実現するためにプロジェクトを始動!

株式会社サイバーエージェント・クラウドファンディング(以下、サイバーエージェント・クラウドファンディング)は、同社が運営するクラウドファンディングサービス「Makuake」で、資金調達成立後のクラウドファンディング実行者のみが利用することができる「Makuake STORE」の提供を3月8日に開始した。「Makuake STORE」は、「Makuake」にて資金調達が成立し製品化された商品が販売可能となるEC機能である。

クラウドファンディングとは、「Crowd=群衆 Funding=資金調達」という2つの言葉を合わせた造語で、プロジェクトを実行するために必要な資金を、インターネットを通じて支援をしてもらうというものだ。「Makuake」も同様に、クラウドファンディングによりプロジェクトの実現までをサポートするサービスだ。

夢を諦めないでほしい。せっかく、情熱と素敵なアイデア、技術を持っているのにも関わらず、たとえば資金がないというだけで、諦めてしまうことはもったいない。「情熱、面白い技術、アイデアを持った人々の背中を押してあげられるようになりたい」と考え、株式会社サイバーエージェントが立ち上げたのが、サイバーエージェント・クラウドファンディングであり、「Makuake」だ。

ユーザーの声に応えて「Makuake STORE」が誕生!

「Makuake」で紹介されたプロジェクトは、クラウドファンディング終了後も注目度が高く、多くのアクセスが集まり、「製品を購入したい」という声もユーザーから多く寄せられた。今回、そんなリクエストに応えて提供を開始する「Makuake STORE」は、プロジェクト終了後も、クラウドファンディングページに集まる多くの情報感度が高いユーザーを、プロジェクトのストーリーを理解した上で製品の販売に繋げる事ができる。また、月額費用は当面無料となり、プロジェクトで使用したWeb画面から商品を登録することが可能となるため、出品と運用はとても簡単だ。2016年6月末までに、100社の販売開始を目指し、積極的なサービス展開を行っていく。

「Makuake」では、実行者や支援者のニーズに応える機能改善と拡張を含め、金融機関・販路の紹介など、クラウドファンディング終了後のビジネスもサポートすることができる体制を強化している。今後も資金調達だけではない、幅広いサポートを積極的に行っていく。

何か成し遂げたいことがあるのならば、早めに行動をすることが実現するための近道である。まずは、夢と向き合い、実現するためには何が必要かを考えることが大切である。そして、「Makuake」でプロジェクトを立ち上げてみることは、その近道の一つになる。きっと、背中を押してくれ、今やらなければいけないことが見えてくるはずだ。

今回、その「Makuake」に「Makuake STORE」が加わることで、ユーザーがさらに多くなりそうだ。もともと「製品を購入したい」というユーザーの願いを形にして「Makuake STORE」が作られたため、これを待ち遠しく思っていたユーザーにとっては、喜ばしいニュースである。それは、プロジェクトを立ち上げたい人にとってはチャンスが多くなることでもあり、双方に取って嬉しいことといえるだろう。


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