贈る自分も相手も笑顔に。ベストギフトアワード発表

利根川 舞

記者の論点:ECを実際にしているわけではない「おとりよせネット」だからこそ、公平に厳選された評価がされており、だからこそ、注目度は高い。

ギフト需要に応えて開催!「ベストギフトアワード2016」

 近年、お取り寄せ市場の中でギフト需要が高まり、「ギフト向け商品」が拡大している。その需要を受けて、アイランド株式会社(以下「アイランド」)が運営する口コミポータルサイト「おとりよせネット」において、お取り寄せギフトのNO.1を決定する「ベストギフトアワード2016」を実施。昨日、受賞商品が発表された。

「おとりよせネット」は、2003年11月に開設して以来、“美味しいお取り寄せの逸品をユーザーからの口コミとあわせて紹介する”お取り寄せ厳選ポータルサイトとして、数々の情報を提供してきた。

その「おとりよせネット」の中で行われる「ベストギフトアワード」は、2015年から「ギフトシーンに最適なお取り寄せ品」を選出・表彰する、日本初の「お取り寄せギフト」に特化した独自の新アワードだ。

「ベストギフトアワード2016」では、2015年1月1日~12月31日の期間中、おとりよせネットのモニター審査員が実食審査を行った商品の中から、「ギフトおすすめ度」の点数が特に高い商品を選出。

食の専門家で構成されたお取り寄せの達人をはじめ、大人のためのライフスタイル情報誌「CREA」や女性向け情報サイト「東京バーゲンマニア」、グルメ系のニュースメディア「macaroni」の各メディア編集長を審査員として招き、最終実食審査会を2016年3月2日に実施。

最終実食審査会では、“味の実力”及び“ビジュアルやスペシャリティなど、ギフトとしての魅力”などの基準から、「贈る相手はもちろん、贈る自分も笑顔になるお取り寄せ品」を評価し、大賞が選定された。

栄えある総合大賞を受賞したのは…?

 総合大賞を受賞したのは、京都丹後 海鮮の匠 魚政の「松葉ガニ地鍋セット 特製スープ付き 中サイズ2人用」だ。プロの目利きで厳選され、食べやすく調理された身詰まりのいい松葉ガニの地鍋セットとなっている。

審査員のお取り寄せの達人、甲斐みのり氏は「ピンポーンとチャイムが鳴って届いたとき、感嘆の声が上がる存在。もらって嬉しいボリュームたっぷりのセットです。スープも入って、簡単に鍋ができるのもうれしい。ファミリーに贈りたい」とコメント。

準大賞は、たわら屋の「黒毛和牛希少部位(イチボ)極上ローストビーフ300g」。黒毛和牛の希少部位「イチボ」を使用し、赤身らしい肉々しさと深みのある味わいとなっている。

東京バーゲンマニア編集長の安藤真梨氏は「文句なしのおいしさ。肉質もきめ細かくて質の良さが一瞬でわかります。ここぞ!という時に贈りたい一品。どこに出しても喜ばれて株が上がる。」とコメント。

同じく、準大賞を獲得したのは、京のごちそう三味洪庵の「西京漬けお手軽セット 嵯峨野」だ。6種の新鮮素材を使った京都伝統の西京漬けセットと成っており、お取り寄せの達人であるaiko*氏はコメントの中で「いろんな種類が少しずつセットになっているのがとても良い。家族みんなで少しずつ味わって、食卓の話も盛上がりそう」と述べている。

他にも、メディア賞やグルメ部門賞、スイーツ部門賞などの受賞商品が発表された。

「おとりよせネット」から見える”大事なモノ”

「おとりよせネット」から見える”大事なモノ”

 誰かにギフトを贈る時、実店舗で商品を見ることの方が、今は一般的なのかもしれない。しかし、実はECサイトを利用する方が、じっくりと時間をかけて商品を見ることができるのだと思う。

もちろん、ECサイトで商品を見ると、実際の質感やサイズ感がわかりにくいという問題もある。それをカバーしているのが、”口コミ”だ。そんな意味でも、実際に食べた上での口コミを掲載している「おとりよせネット」は、ネットでの買い物を便利に、そしてワクワクさせるような要素を凝縮している媒体なのである。

「何がいいかな?どんなものなら喜んでくれるかな?」と相手のことを考えながら、口コミを読んでよりリアルに商品を感じることができる。最終実食審査会では「贈る相手はもちろん、贈る自分も笑顔になるお取り寄せ品」という部分で評価を受けた商品が勝ち残ったわけだが、お取り寄せ品に限らず、誰かに商品を贈る時こそ、その気持ちが重要になってくる。

食品を販売しているECサイトだけではなく、様々な分野のECサイトでギフト商品を取り扱っているが、買い物を楽しんでもらえるようなECサイトを作ることができれば、素敵な思い出をきっかけに、リピーターとなってくれるのかもしれない。


記者プロフィール

利根川 舞

メディア編集部
ロックを聴きつつ平安時代に思いを馳せる文学人間。タイムマシンができたら平安時代に行きたいです。
ライブハウスやフェス会場に出没しては、笑って、泣いて、叫ぶ姿が目撃されている。ACIDMANや10-FEET、ROTTENGRAFFTYが大好き。

サービスやその場の雰囲気がイメージしやすくなるような記事を書いていきたいと思います。

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