BUYMAに学ぶ、この夏売れる水着大発表!

ECのミカタ編集部

 女性アパレルにおいて今なにが流行っているのか。アパレルにおいてのトレンドは移り変わりが激しいものである。しかしだからこそ今の女性がなにを求めているのかというのは、女性向けアパレルECを展開する店舗であれば気になる情報だろう。

 そこでBUYMAのデータを参考に、この夏来るであろう水着のトレンドを考えてみた。

 株式会社エニグモ(以下、エ二グモ)が運営するソーシャル・ショッピング・サイト『BUYMA(バイマ)』の情報を元にこの夏来るであろう大予想した。BUYMAとは世界125カ国・7.6万人以上のパーソナルショッパー(出品者)が出品する商品をお得に購入することができる新しいタイプのソーシャル・ショッピング・サイトである。

 世界中の魅力的な商品を気軽に購入することができるので利用者は増え続けており、会員数は300万人を突破している。ファッションアイテムからコスメやインテリア雑貨まで販売しているので、世界のトレンドが集まる場なのである。

 今回は夏に向けて、BUYMAが発表している水着のトレンドを元に、この夏売れる水着について分析していこうと思う。BUYMAが発表する2016年のトレンド水着は以下である。

No.1 リバーシブル/ 4wayビキニ

タイ発KHONGBOONSWIMWEAR(コンブンスイムウェア)というブランドの水着である。1つで4通りの着まわしが可能であり、大人っぽいエスニック柄が魅力の日本未上陸ブランドだ。

No.2 かぎ針編み/ニットビキニ

毛糸やニット素材から作られたクロシェ編み(かぎ針編み)の水着である。ビーチや海辺以外にも使えるお洒落なビキニだ。

No.3 オトナ女性にぴったりなワンピース水着

肌をあまり見せたくない女性にも大人気。上品で実用性重視のワンピース水着である。

 2016年の水着は1万円以下、いわゆるプチプラ水着が売れている。あわせて大人っぽいデザインのかぎ針編みやエスニック柄も人気を集めている。そして、肌を見せるのに抵抗があるが、海やプールに入りたいという女性も多い。そんな方は水着の上から着用できるパレオや、ワンピースタイプの水着も購入している。

 また、日本の流行りは海外から入ってくることが多いが、水着も例外ではない。アメリカの女性用下着ブランドの「Victoria's Secret」(以下、VS)も日本から注目を集めており、VSから流行を真似する場合もあるようだ。それゆえ、日本の流行を考える上で、VSの流行りを分析することは欠かせないと感じる。気になる今年のVSの流行りとしては、原色系の色の水着であり、多くの海外セレブが着用している。日本の女性は海外の流行に敏感な傾向があるため、VSでの流行りの原色水着が、日本で流行する可能性も否定できないだろう。


 まとめると予想される売れ筋水着のキーワードとして「大人」「ワンピース」「原色」だろう。なお、女性の水着選びは春からもう始まっている。ショッピングモールなどには期間限定水着ショップが開店し、SNSには「今年の水着は何にしようかな・・・」という声も多いのが現状だ。そう、水着商戦はもう既に始まっているのである。女性用水着を扱うアパレルECサイトは夏に向けていち早く、今年のトレンドをキャッチして、商戦に参加していっていただきたい。


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