Amazon、MADE in ITALYストア本日オープン!

ECのミカタ編集部

本日MADE ㏌ ITALYストアがオープン

 総合オンラインストアAmazon.co.jp(以下、Amazon)は、本日「MADE ㏌ ITALY(メイド・イン・イタリー)ストア」(以下、メイド・イン・イタリーストア)をオープンした。このストアは、イタリアのアトリエや職人が出品した工芸品を約12,000点取り揃えている。なお、Amazonのメイド・イン・イタリーストアは日本で5か国目であり、現在イタリア・イギリス・アメリカ・ドイツでも展開されている。

 今回新しくオープンしたストアはすべてイタリアから日本のAmazonマーケットプレイスへと出品されたものである。そして商品は今まで簡単に手に入れることができなかったイタリアの職人たちが手掛けたオリジナルの工芸品なのだ。

メイド・イン・イタリーストア、オープンの背景

 アマゾン ジャパン合同会社 ディレクター・セラーサービス事業本部 事業本部長 星 健一氏は、「Amazonのビジョンとして掲げている、『地球上でもっともお客様を大切にすること』『地球上でもっとも豊富な品揃えを提供すること』を追及し続けることでお客様に素晴らしいサービスを提供していきたいと思っています。」と語った。

 さらに「品揃え・価格・利便性に注力していて、品揃えでは現在2億種類以上、価格は配送費を含め低価格に、利便性では配送スピードにこだわりを持っています。そしてこれらのニーズを満たすためにイノベーションを起こし続けているのです。」と続けた。

 Amazonマーケットプレイスの販売事業者経由での販売ユニット数は2015年に50%ほどまで成長している。Amazonがこれまで成長してきたのも、販売事業者の販売ユニット数が増えてきたのが大きな要因だろう。また、Amazonは海外の出品者にできるだけ簡単に出品してもらうため、翻訳・輸送の効率化に着手している。そのため各国同士、双方向で販売が始まっている。日本の事業者もイタリアで販売を始めている。そして海外から日本への出品者数も大きく成長している。

 星氏は「30ブランド、12,000点の商品がメイド・イン・イタリーストアで販売されます。今後は積極的に日本でのは販売をイタリアの事業者をはじめとして、皆様に実現できるようサービスを提供してまいります。」と語った。

今後Amazonが世界にもたらす影響とは

 アマゾン ジャパン合同会社 Amazon Creative Services シニアマネージャー アレッサンドロ・アニー二氏はメイド・イン・イタリーストアの特徴について、「購入する際はお店を訪問したかのような気分が味わえます。なぜなら商品作りの感動を味わってほしかったため、商品や職人の技術などをビデオ作ったからです。」とコメントした。

 実際の商品はどれも繊細で美しく、職人技が感じられる。商品を見ただけでそう伝わってきた。そんな工芸品を日本でも手に入れたいというニーズは多かっただろう。

 メイド・イン・イタリーストアの大きな特徴である、日本では手に入れにくかったイタリアの職人の手作りの工芸品を、気軽に手に入れることができるようになったということは、日本人にとって便利で嬉しいサービスである。一方でイタリアの職人からも、遠く離れた日本でも自らの商品を販売できるようになった、と喜びの声が上がっている。

 イタリアから直輸入、職人によるこだわりの品々を集めたAmazonの「メイド・イン・イタリーストア」は、イタリアのこだわりの商品を日本へ普及させていくことだと思う。今後海外の良い商品を日本へ、そして日本の良い商品を海外へ、ECにおける国境を無くしてくれるのがAmazonなのかもしれない。
 


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