販促のチャンスを逃さない。7月の注目イベント特集

Eコマース大会に父の日。EC通販業者がおさえるべきイベントは？

　中国のECモール最大手であるJD.comが誕生した6月18日、この日は「Eコマース大会」と呼ばれ、年々売上規模が大きくっているらしく、第二の”独身の日”として注目されている。

　”独身の日”といえば、もともと文化としてあった”独身の日”に、アリババグループの張氏がネットで買い物をする日とし、こちらも目を離せない1日となっている。

　こういったEC通販業界にも関わるイベント、日本でいえば母の日や父の日のような、もともと文化としてあるイベントや、バレンタインデーのような作り上げられたイベント、そして各モールのセールなど、おさえておかなければならないイベントは多数ある。

　そこで今回、7月のイベントを記したカレンダーを作成。イベントや仕入れができる展示会なども記載した。また、今回は6月版も作成し、6月版には一目で楽天市場やYahoo!ショッピングのセール日も記した。また、新たな商品を探すことのできる展示会なども。

　付録として、気象庁が発表した平年と昨年の梅雨明け日もまとめた。今年の夏は昨年よりも猛暑になることが予想されており、昨年以上に水着や浴衣などのアパレル商品、クーラーや扇風機などの暑さを和らげる商品などの商品が売れることが予想される。

まずは季節性のイベントをおさえる！

印刷して利用できるサイズのカレンダーはこちらから
→http://ecnomikata.com/knowhow/detail.php?id=9568

◆梅雨明け
　平年では関東の梅雨明けは7月21日ごろ、昨年は7月10日となっている。全国で大きなズレが生じるため、季節性のある商品を販売している場合は気にかける必要がありそうだ。

◆お中元
　通常6月からお中元の準備が始まる。一般的に東日本では7月に、西日本では8月に贈られてきたが、現在は7月が一般的になっている。

◆海開き
　これもまた全国でズレが生じるが、自社のあるところでなく、全国的に見ることで、販促のチャンスをつかむことができる。

◆海の日
　土日と連なっており、3連休となる。土日祝日を定休日としている場合、連休中に入った注文を月曜に処理しなければならないため、可能であれば連休前にできることを済ませておくと良いかもしれない。
　
◆土用の丑の日
　うなぎだけでなく、「う」のつく商品が食される。「う」のつく商品を扱っているのならば、チャンスかもしれない。

◆夏休み
　学生が夏休みに入ると、いつもよりも子どものお世話に時間をとられるお母さんは忙しくなる。時短グッズや子どもを楽しませるような商品が売れるかもしれない。

新商品でチャンスを掴む。7月の展示会予定

◆クリエイターEXPO
　リード エグジビジョン ジャパン主催。作家や漫画家、グラフィックデザイナーなどが出展。制作依頼や企画の相談などの商談が行われる。

◆GIFTEX 2016
　リード エグジビジョン ジャパン主催。「雑貨EXPO」「ベビー&キッズ EXPO」「ファッション雑貨 EXPO」「DESIGN TOKYO 東京デザイン製品展」「テーブルウェア EXPO」「キッチンウェア EXPO」「ヘルス&ビューティ展 H&B EXPO」の7つの専門展で構成された総合展示会。

◆インバウンド・ジャパン 2016
　日経BP社が主催。リアル店舗のインフラだけでなく、翻訳システムやソフト、多言語コールセンターサービス、多言語対応webサイト制作などを行っている企業が出展している。


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