本日より!楽天商品がミニストップでも24時間受取可!

石郷“145”マナブ

楽天市場で買って、ミニストップで受け取る!新しいライフスタイル。

 ミニストップ株式会社(以下「ミニストップ」)は、楽天株式会社(以下「楽天」)と連携し、インターネット・ショッピングモール「楽天市場」の対象商品を、国内のミニストップで受け取ることができる「コンビニ受け取りサービス」を本日、開始したと発表した。

 ミニストップは、全国に2,176店(2015年10月末現在)あり、これらのミニストップ店舗で24時間365日、いつでも商品を受け取ることが可能となる。自宅の近くで仕事帰りに、あるいは、仕事の合間、勤務先の近くのミニストップで、というようなことができるようになり、また一つ、楽天市場に出店する店舗においては、利便性が向上されたと言ってよい。

 やり方は極めて簡単で「楽天市場」から送付される「受け取り可能メール」に記載の「お問合せ番号」と「認証番号」をミニストップ店頭のマルチメディア端末「MINISTOP Loppi(ミニストップ ロッピー)」に入力し出力された「申込券」をミニストップのレジカウンターで提示するだけ。簡単に商品を受け取ることができるので、どんなユーザーでも抵抗がない。

 昨今、国土交通省が宅配便の再配達の削減を呼びかけるなどして、ライフスタイルの中で欠かすことのできないコンビニが物流拠点として脚光をあびる事になって久しいが、その流れを受けたものと言ってよい。

思えば、これに始まったことではない。西友、メガネスーパーetc..

 思えば、西友では「うけとロッカー」や「どーぞカウンター」という仕組みで、ネットで購入したものの受取の利便性を向上させていることには、ニュース(http://ecnomikata.com/ecnews/marketing/6239/ ) にあげた。「うけとロッカー」は、お客様がネットスーパーで商品注文時に指定した受け取り場所・時間帯に付 与されたパスワードを入力することで、専用ロッカーから商品を受け取ることができる仕組み。「どーぞカウンター」 は、お客様がネットスーパーで商品注文時に受け取り店舗と時間帯を設定し、店頭での本人確認後に商品を受け取る仕組みだ。

 メガネスーパーではメガネ業界で先駆けて、公式サイトで買ったものを、メガネスーパーのリアルの店舗で受け取れるとしていることもニュース(http://ecnomikata.com/ecnews/marketing/5008/ )にさせていただいたのも記憶に新しい。店舗の持つポテンシャルを、ネット通販が引き出した格好だ。

 リアルの店舗が、“ものを買う場所”という固定概念はもはや捨てたほうがいい。ネット通販がこれだけ台頭してきている今において、リアルの店舗が、“ネットで買ったものを受け取る場所”に。これだけの土壌が用意されれば、あとは、いい商品を出すだけ。どんどん、ネットとリアルの垣根がまた一つ、消えて、新たな商品と巡り会えるチャンスがまた増える。


記者プロフィール

石郷“145”マナブ

キャラクター業界の業界紙の元記者でSweetモデル矢野未希子さんのジュエリーを企画したり、少々変わった経歴。企画や営業を経験した後、ECのミカタで自分の原点である記者へ。トマトが苦手。カラオケオーディションで一次通過した事は数少ない小さな自慢。

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