Supership、Adgoとパートナーシップ提携。 マンパワーは対人関係へシフト

ECのミカタ編集部

 Supership株式会社(東京都港区、以下Supership)が、ソーシャルマーケティングA.I.プラットフォームの開発・提供を行うAdgorithmics株式会社(東京都港区、以下 Adgorithmics )と業務提携を行い、「Adgo(アドゴ)」のソリューション活用を開始した。今後、Supershipは日本国内におけるAdgorithmicsのstrategic agency partnerとして、「Adgo」の新規顧客の開拓をするほか、共同で革新的な事業モデル創出および独自機能の開発を進めていく方針。

 Supershipは、「すべてが相互につながる『よりよい世界』を実現する」という理念のもと、広告事業・インターネットサービス事業・プラットフォーム事業等の事業基盤を活かした新たな価値の提供を目指すKDDIのグループ会社。

 Adgorithmicsは、ソーシャルメディア広告のパフォーマンスを最適化させるプラットフォームの開発・提供を行う株式会社。複雑なソーシャルメディア広告のチカラを誰でも最大限発揮出来るよう、日本で開発を行っている。

 「Adgo」は、A.I.と金融トレーディングのオートメーション技術に基づいたアルゴリズムを最大限に駆使し、FacebookやTwitter、Instagramなどのソーシャルネットワーク広告のブランディングの最適化、効率的なカスタマージャーニーによる高いROAS、リアルタイムで自動最適化をするクラウドベースのソーシャルマーケティングA.I.プラットフォーム。

 今まで、デジタル広告の配信には、ターゲット属性、配信時間、掲載場所、フォーマットなど、無限ともいえるキャンペーン設計の選択肢があり、すべてのバリエーションで効果検証を行うのは現実的ではなかった。
 しかし「Adgo」では、これらをキャンペーン作成の段階から自動化し、人力で行うのは難しかった多様なパターンでのテスト・検証を、最先端A.I.とオートメーション技術によって高速で実行することができる。さらに、同時にリアルタイムで最適化を行なうことで、広告効果を最大化する。

マンパワーは対人関係へシフト

 Adgoの台頭は、AIの台頭に他ならない。確かに、 手動で広告の設計・配信・分析を何百通りも行うことは不可能である。これは、マンパワーでは広告のパフォーマンスを最大化できず、同時に仮説検証業務はマンパワーの使いどころではないことを示している。

 今後こういったAIの活躍が増えるにつれ、マンパワーの振り分けはAIでは代替不可能な、人と人との信頼関係の醸成など「対人」関係に集約されていくのではないか。科学の進歩につれ、より一層、人との関わりの重要性が浮き彫りになる。

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