越境ECサイト『SD export』がスタートから3年を記念してインフォグラフィックを公開

ECのミカタ編集部

株式会社ラクーン(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小方 功) が運営する卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」の越境ECとなる「SD export」は、2018年8月25日でサービス開始から3周年を迎えることを記念し、これまでのSD exportの成長を振り返るインフォグラフィックを公開した。

リスクを抑え世界134ヵ国に販売可能

ラクーン社が手掛けるSD exportは、卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」の越境ECとなる輸出販売サービスで、日本国内のメーカーと海外の企業・小売店が取引できるBtoBの越境ECサイトだ。

メーカーは日本国内にあるスーパーデリバリー倉庫に商品を発送するだけで、海外の小売店や企業と手軽に決済リスクを抑えた取引をすることができる。商品掲載数は約25万点。約770社のメーカーが、世界35,000店舗への販路拡大ツールとして効果を発揮しており、流通額も前年同月比較で約200%と大きく伸びているという(数字は全て2018年7月末現在)。

約770社のメーカーが世界35,000店舗への販売に活用

SD exportの特徴は、輸出作業や代金回収等をすべて代行することで海外販売に伴うメーカーの手間やリスクをなくしていることだ。そのためメーカーは国内へ販売するのと変わらない作業で世界134か国の海外バイヤーと取引することが可能となっている。

「SD export」は、2018年8月25日でサービス開始から3周年を迎えることを記念し、これまでのSD exportの成長を振り返るインフォグラフィックを公開した。今回公開したインフォグラフィックでは、海外バイヤーの地域別登録数の割合や人気商品ジャンル、出展企業の特徴などをまとめられている。

前述したように、約770社のメーカーが、世界35,000店舗への販路拡大ツールとして活用していることや、これまでの販売商品数が130万点以上、物流移動距離が地球1,436周分に達している点などが示されている。

さらに存在感を増す『SD export』

インフォグラフィックでは、人気商品のジャンルについてもまとめられている。それによると1位は「食器・キッチン」、2位は「ステーショナリー・クラフト」、3位は「レディースアパレル」などと続く。やはりここでもキッチンまわりや日常使う必需品へのニーズが高いことがうかがえる。

「SD export」では、今回のインフォグラフィックの公表に際して、「これまでのご愛顧に感謝し、より便利で使いやすいサービスを目指してまいります。そして日本全国のメーカーが世界中のバイヤーと繋がるためのインフラサービスとなるよう、これからも一層邁進してまいります」とのコメントを述べている。

開始から3年と、まだ新しいサービスでありながら、その数字には目を見張るものがある。越境ECは、インバウンド需要と連携してさらに発展することが見込まれており、同社と「SD export」は、同分野でさらに存在感を発揮し、新たな金字塔を打ち立てて行くことだろう。

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