レシートが入り口に広がる口コミ 購入者レビューサイト「RECEIPO」

売れてる商品とその理由が分かる レシートポータルサイト正式オープン

フィールドマーケティング支援サービスを提供するソフトブレーン・フィールド株式会社は、レシートポータルサイトの「RECEIPO」を正式オープンした。買い物時に渡されるレシートを「購入/利用証明書」と位置付け、「実際に商品を買った/利用した消費者」のデータに基づくランキングとその購入理由を掲載するレシートポータルサイト。一般的に、買い物後すぐに捨てられてしまう「レシート(RECEIPT)」を「入り口(PORTAL)」に、普段の買い物に役立つ情報が得れるサイトとなっている。消費者のデータに基づく中立的なサイトをコンセプトに、大きな特徴は以下の通り。

1:中立的な商品ランキング/外食チェーンランキングを提供
2:商品を実際に買った消費者による信頼度の高い購入理由を掲載
3:生活に密着した商品約60カテゴリ、外食200チェーン情報を提供

ソフトブレーン・フィールドは同サイトを「レシートを基軸にあらゆる商品を探すことが出来るレシートポータブルサイト」と位置づけている。今回の正式オープンにあたり、レシートを基軸に探せる情報の第一弾として「実際に商品を買った消費者のデータに基づく商品ランキング」と「実際に商品を買った消費者の購入理由」を公開した。ランキングはレシート枚数をベースに、消費者から集めた購入/利用頻度や検討比率、満足度などの項目で独自の基準で中立的に集計しており、年代や購入場所でセグメントしたランキングを同サイト内で確認することができる。

また、クレディセゾンとの「Point of Buy」という共同事業で運営する「レシートで貯める」や「レシートDEポイント」などのサービスで、アンケートによるポイント付与なども行っている。「Point of Buy」は、クレディセゾンの運営するポイントサイト「永久不滅.com」会員と、「履歴書情報」のあるソフトブレーン・フィールド登録会員「キャスト」で構成された、本人認証度の高い全国の消費者約11万人(2014年10月現在)から、実際に購入/利用したレシートを収集し、ブランドカテゴリや利用サービスごとの利用証明(レシート)を通して集計したショッパーズインサイトのデータベースが基となっている。

今までにない情報収集スタイルで構成される「参加型情報サイト」

今までの口コミサイトでは、レビューなどの信憑性をある程度読者側が選定する必要があった。悪意ある書き込みなどに対し、店舗サイドも対策を練らなくてはならないシチュエーションもあったはずである。しかし今回のサービスは前提条件で実際の体験者であることが確実に保証されているため、ユーザーは体験者の声を信頼度の高い情報として認識できるだろう。
特定の商品ジャンルなどに特化した情報を持つユーザーの意見などは、どんな広告よりも効果的かもしれない。自らも参加して情報を収集し、ポイントも集まる同サイトの成長過程が楽しみである。