Yahoo!ショッピングが「It’s買うTIME」を開始、ゲーム感覚でモノを売る

水曜日の夜から木曜日深夜にかけてセールを実施


Yahoo!ショッピングが「It’s買うTIME」ページを開設した。限定1ストアが全品半額になる「水10ナイトフラッシュ!」などの企画を実施する。

「It’s買うTIME」は販促の一環だ。「水10ナイトフラッシュ!」と銘打って、毎週水曜日22:00~23:00に限定1ストアが全品半額となる企画を実施。11月19日22時からは「大阪王将」公式通販ページで50%オフになるクーポンが出た。
また、23:00からは50%オフセールと1つ買うともう1つ商品がついてくる「ザ・プライチ」を同時開催。
深夜0:00からは1,000円、2,000円、3,000円、5,000円、10,000円均一セールを開催した。

「50%オフSALE」は隔週水曜日23:00-23:59に、「ザ・プライチ」は隔週水曜日23:00-23:59に、「均一SALE」は毎週木曜日0:00~24:00に、今後も引き続いて開催される。Yahoo!ショッピングによると「内容は毎週異なるのでお楽しみに!」ということである。

楽天・Amazonへ追い上げをはかるYahoo! JAPAN


Yahoo!JAPANは昨年10月「eコマース革命」と銘打ち、ECモールYahoo!ショッピングの出店手数料を無料とした。そして、孫正義会長が「ヤフーは間違えていました。インターネットはもっと自由であるべきです」と語る、風通しがよく、明朗な雰囲気は、多くの人に好感を持って受け入れられて、店舗数は急増し、現在も順調に増えている。

ファッション、コスメから食品、ドリンク、日用品、もしもの時の防災グッズまで数百万点を誇る商品がそろう一方、無料ゆえにフンドシの専門店のような一風変わったショップも多い。また、年間を通じてコンスタントに販売できない季節ものや産直の販売店の出店も多く、バラエティに富んでいる。

ただし、出店数が増えるだけでは、各ショップもYahoo!JAPANも収益にはつながらない。インターネットショッピングでは、ただ「安い」だけでは、ものは売れない。お客を引きつけるカリスマや話題性が必要だ。今回の「It’s買うTIME」は、ゲーム感覚を取り入れることで、集客をはかろうという作戦だろう。

「eコマース革命」から1年が過ぎた。Yahoo!JAPANはアクセルを踏み、先行する2強、楽天とAmazonを追い上げていくつもりだと思われる。