ベトナム人大学生調査、65％がスマホ所有、58％がEC利用

18歳以上のベトナム人大学生男女800人を対象にスマートフォン所有に関する意識調査を実施
ベトナム人大学生のスマートフォン所有率は65％
大学生の58％がオンラインショッピングを利用していると回答

ベトナム人大学生はテレビよりFacebook、58％がオンラインショッピング利用と回答

株式会社Asia Plusは、18歳以上のベトナム人大学生男女800人を対象に、2015年2月から3月の期間、スマートフォン所有に関する意識調査を行い、その調査結果を5月19日に発表した。

ベトナム人大学生のスマートフォン所有率は、65％。ベトナム全体のスマートフォン普及率が30％と言われているのに対し、非常に高いものになった。他のデバイスにおいても、ノートブックが73％、タブレットが17％と、普及率の高さに驚かされる。ちなみにテレビの所有率は、20％という結果になっている。

スマートフォンを使っての主な活動は、「メッセージング」（75％）、「ウェブブラウジング」（74％）となっており、Facebookの利用時間については、回答者全員の平均が2.6時間、Facebook上の平均友だち数は526人となった。また、大学生の58％がオンラインショッピングを利用していると回答しており、主にファッション関係や本、IT製品などが人気の商品となっているとのこと。

この調査の結果から、ベトナムへの越境ECを考えるなら、彼・彼女ら大学生をターゲットから外せないことが判る。世代が進むごとに、ベトナムでのスマートフォン普及率は高くなっていくことになるが、Facebookの例を見ても、ネットへの依存の高さが窺え、ベトナムは、すぐにでも、しかも、かなりレベルの高いEC大国になるのではないだろうか。