LINE機能強化でオムニチャネル支援も。カスタマーリングスがバージョンアップ

ECのミカタ編集部

 株式会社プラスアルファ・コンサルティングは、400社以上に導入されているCRM/マーケティングオートメーションシステム「カスタマーリングス」について、マーケティングプラットフォームとして【マーケティングアクション機能】、【分析機能の高度化】、【ユーザ操作支援機能】といった大きく3つの機能を搭載した最新バージョン『カスタマーリングスver.6』の提供を本日より開始した。

 今回のバージョンアップでは、顧客の接点強化としてニーズの高いLINEを活用したメッセージング配信機能の強化や、より高度な顧客分析を実現する最適セグメンテーション発見機能の搭載、顧客の過去の開封時間から最も開封される可能性の高い時間帯に自動的にメール配信リストを分割してくれる最適時間帯配信機能、ウィザード形式で設定するだけで施策が実行できる簡易設定ウィザードといった機能を強化した。

 この機能によって顧客との関係構築を考えるCRM戦略の企画/実行をするにあたって、オンラインとオフラインの垣根を超えたオムニチャネルでのマーケティングを支援し、収益に直結するための施策の実行を可能にするプラットフォームの構築を可能にした。

 今回新たに搭載された機能について、カスタマーリングスを利用中の企業は月額利用料据え置きのまま、最新の機能を活用することができるのも利点だ。


『カスタマーリングスver.6』で時流を読んだ一歩先のマーケティングオートメーションを実現

 昨今のマーケティングの現場を取り巻く環境は、顧客ニーズや顧客接点の多様化に伴い多角的に顧客行動を把握し関係構築を実現するオムニチャネル対応の注目度が高まっている。

 その背景には、これまでの商品戦略中心によるマーケティングから、顧客の属性や自社製品の検討、購入履歴から関連性を分析するといった、顧客戦略を軸にしたマーケティングアクションを実行するCRM戦略を再構築することの重要度が急速に増していることがあげられる。

 『カスタマーリングスver.6』では、こうしたマーケティング業界における市場の変化に対応し、先進企業の検討/導入が進んでいる顧客体験(カスタマーエクスペリエンス)に応じたマーケティングの実践を可能にするため、自社顧客像を把握する分析機能や、クロスチャネルでコミュニケーションを実践するマーケティングオートメーション機能を搭載し大幅な強化を実現した。

 今回実装された多くの機能は、時代のニーズに合わせた「旬」なものも多く含まれているため、それぞれ別個でサイトに実装しようとすると結構な費用となる。やはりマーケティングオートメーションは顧客ニーズとともに日々進化しているのだ。

 すでに良い商品を作るだけで売れる時代は終わりを告げようとしている。「売り方」にもしっかりと目を向けた、時流を読んだ一歩先のECサイトがこれから先の「小売」の未来を担っているのだろう。

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