ソウルドアウト社が中小・ベンチャー企業向けのコーポレート・ブランディングサービスを開始

ECのミカタ編集部

ソウルドアウト株式会社(以下「ソウルドアウト」)は、ミッション、ビジョン、バリューの共創型メソッドを開発し、中小・ベンチャー企業向けにコーポレート・ブランディングサービスを展開することを公表した。

企業の成長ステージに合わせた提案を実施

地方を含む日本全国の中小・ベンチャー企業の成長支援をWebマーケティング、テクノロジー、HRの領域で展開するソウルドアウト社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:荻原猛)は、ミッション、ビジョン、バリューの共創型メソッドを開発し、中小・ベンチャー企業向けにコーポレート・ブランディングサービスを展開することを公表した。

同社は、全国21営業所を中心に、対面営業を重視する地域密着型で、地方中小企業の言葉にならない課題やその独自性を理解し、それぞれにマッチしたソリューションを提供している企業だ。Webを活用した事業のスタートアップからWebを活用する既存事業のアクセラレートまで、顧客企業の成長ステージに合わせた提案によって潜在能力を引き出し、それぞれの企業が自律自走できるまでのサポートを実施している。

想い・ビジョン・価値観の共有が大切

中小・ベンチャー企業の成長フェーズにおいて、社員数が増え、機能分化や役割分担をしていく過程で、社員が一枚岩になれない状態に陥るケースは珍しくない。

成長過程において、即戦力の中途採用を強化して事業の推進力をあげていく際に、さまざまなバックグラウンドを持った人たちの想いや価値観は千差万別なのは当然だ。

一方で中途採用者が多くなれば、新卒の社員に対して経営者の声が直接届く機会が減っていくのも組織の大きさや、意思決定過程、カルチャーの面から発生しがちなのも事実だろう。この状況に陥ると、コミュニケーションやコマンドラインの不全から人数の増加に見合わず業績向上に必ずしも結びつかないケースも多い。

その意味で自社を次のステージに押し上げるためにも、経営者が直接、肉声で語りかけられなくても、想い・ビジョン・価値観が伝える施策は重要だ。同時にそれは、インターナルなブランディングの延長線上で対外的なブランディングを展開することで強固なファン層の獲得・育成につながっていくことにもつながる。

新ブランディングのサービスの開始

新ブランディングのサービスの開始日々の行動規範となるバリューに関しては、社員からの自発的提案によって、社内で使用するコップに印字。

ソウルドアウト社は、このニーズに応えるために、クライアント企業様のミッション、ビジョン、バリューを共創型メソッドで策定していくコーポレート・ブランディングのサービスを2018年2月1日より展開することにした。

複数の中小・ベンチャー企業で事業立ち上げ・事業推進・マーケティングの責任者として実績を積み上げてきた同社執行役員の美濃部哲也氏がこのサービスの責任者に就任予定となっている。

今回のコーポレート・ブランディングサービスの発表に先立って、東証マザーズ上場企業の株式会社PR TIMES(以下「PR TIMES」)のコーポレート・ブランディングを支援している。ミッションおよびバリューを共創型プロセスによって生み出し、インターナル・ブランディング、採用ブランディング、営業活動に直結するブランディング、評価指標への活用といった展開になっていく好事例と言える。

ソウルドアウト社のソリューションは、日本の中小企業やベンチャー企業、スタートアップ、ローンチ段階にある企業では、とかく置き去りにされがちな組織の中のコミュニケーションや理念の共有という面に焦点を当てている点で注目される。

企業を形作るものは人だ。資産や体力の面で、必ずしも大きな蓄積が無いそうした企業にとって、成長を担保するための施策の中核は実はこうした点にあるのかも知れない。

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