外国人向け日本食レストラン予約サイト!越境ECに拍車?

ECのミカタ編集部

外国人観光客の使いやすさにこだわったサービス設計

株式会社フレンバシー(以下、フレンバシー)は、外国人観光客向けの日本食レストラン予約サイト「TOKYO Dinner Ticket(東京ディナーチケット)」をサービス開始したことを11月16日に発表した。

「TOKYO Dinner Ticket」は、急速に増加する訪日外国人をターゲットとするインバウンド新サービス。都内の日本食飲食店に特化し、外国人観光客の使いやすさにこだわった設計で、日本食を紹介し、予約までサポートする。

これまで、寿司や天ぷら、すき焼きなど、定番の日本食メニューの外国人観光客向けレストラン予約サイトはあったものの、焼き鳥・串揚げ・おでんなどといった様々な『日本食を楽しみたい』というニーズに応えるサービスはなかった。「TOKYO Dinner Ticket」は、あらゆる日本食レストランを網羅し、訪日外国人の食の体験を豊かにしていくとする。

「TOKYO Dinner Ticket」で予約できるメニューは、夕食のコース料理のみに限定している。外国人観光客は写真付きのコース料理で内容を把握しやすく、事前に出される料理を決定しているのでレストランで悩むこともない。また、コース料理にこだわる理由としては、店側のニーズも考慮。英語ができる店員がいない、英語のメニューがないといった日本食店でも安心して迎え入れることができるとのこと。フレンバシーは、年間利用者50万人を目標として掲げている。

インバウンド向けの日本でのネット向けサービスを強化することのメリットは、海外で日本に興味を持つユーザーの情報が得られるということでもある。こうした動きは、いずれ越境ECの活性化に繋がる可能性は大。外国人向けのサービスの日本での活性化は日本が海外に対する影響力の拡大であり、ECショップにおいては、ますます越境ECへ取り組む意味があると言えるだろう。


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