【試してみた】STAR WARS×zozoコラボ箱は遊び心満載でした!

2015年12月18日(金)、スター・ウォーズ最新作『スターウォーズ/フォースの覚醒』が全国の劇場で公開される。舞台は、オリジナル3部作の最終章「エピソード6/ジェダイの帰還」の30年後。物語の中心となるストームトルーパーの脱走兵フィンと、砂漠で家族を待つレイをはじめ、重要なカギを握るドロイドBB-8、十字型の赤いライトセーバーを操る悪役カイロ・レンなど、話題を集める新キャラクターが多数登場する。

そんな『スターウォーズ/フォースの覚醒』の映画公開を記念して、ファッションショッピングサイト「ZOZOTOWN」では11月18日から「STAR WARSスペシャルキャンペーン」を開催している。スター・ウォーズ商品が揃う特設ショップ「STAR WARS CORNER」をZOZOTOWNにオープン。約40ブランドによるスペシャル商品が販売されており、12月20日までに注文した商品(ZOZOTOWN全品対象)は、劇中に登場するストームトルーパーのマスクに組み立てられるスペシャルデリバリーボックスで配送されるのだ。「スター・ウォーズ」好きには見逃せないキャンペーンではないだろうか。

社内大盛り上がり!ストームトルーパーのマスクを作ってみた。

ということで、今回の企画を全力で楽しまない手は無いだろうと、実際にストームトルーパーのマスクを作ってみることになった。お祭り騒ぎには便乗してしまうのがECのミカタを運営するRyo-MA社員だ。

まず準備をするのは、ストームトルーパーの元となるZOZOTOWNのスペシャルデリバリーボックス、カッター、そして両面テープ。箱にも書かれているが、段ボールの性質上、接着にはノリやセロハンテープは向かないようだ。

通常の配送ボックスは黒字に白で「ZOZOTOWN」と書かれている、シックなものなのだが、今回のスペシャルデリバリーボックスはストームトルーパーに合わせて白地に黒でマスクのパーツが描かれている。色合い的にはZOZOTOWNの買い取り用ボックスと同じだ。

さっそく切り始めると、段ボールの割には簡単に切れる。どうやら、切り取り線には予めガイド線が入っているようだ。思いやりの詰まったガイド線のおかげでサクサクと切ることはできたが、パーツを全て切り抜き終わる頃にはがっつりと体力を奪われてしまった。

パーツは全12枚。パーツ自体に番号は書かれていないので、心配な場合は切り出した後順番に並べておくと良さそうだ。

では、さっそく組み立てていく。パーツを折らなければならないのだが、なかなか真っ直ぐ折れない。そこで、薄くカッターで切り込みを入れると、綺麗に折ることができた。力を入れすぎて貫通させてしまわないように注意だ。

徐々にストームトルーパーのマスクの形になってくる。やはり、両面テープを使うのが正解のようだ。これが糊ならばすぐに剥がれてしまうだろう。

そういえば、昔はよく雑誌の付録を必死に組み立ててたな、と思い出す。何かを作ることは大変だけれど、やはりワクワクする。

作業を始めてから約1時間、ついに完成した!スター・ウォーズ好きも、そうでない社員もテンションが上がり、わらわらと集まってくる。無論、代わる代わる写真撮影会が行われた。

待ち遠しさは商品以上!?箱が楽しみ。新鮮な感覚!

待ち遠しさは商品以上!?箱が楽しみ。新鮮な感覚!

昨年12月にはZOZOTOWN10周年として「WAR IS OVER」のスペシャルボックスで配送されるという企画が行われたが、今回、世界的な人気を誇り、12月には待望の新作が公開されるスター・ウォーズとタッグを組むことになった。今回のように1つのテーマで複数の企画を組み合わせることはZOZOTOWN史上初だという。

ZOZOTOWNを運営する株式会社スタートトゥデイ(以下「スタートトゥデイ」)は、「ZOZOTOWNのユーザー様に映画と共に限定グッズやスペシャルボックスでの配送などで、お買い物も楽しんでいただけるのではないかと思い、企画いたしました。」と述べている。

ZOZOTOWNがこれだけ力を込めるのもわかる。実際、スター・ウォーズの人気は世界中で健在だ。イーベイの調査によれば、欧米ではブラック・フライデー単日でスター・ウォーズ商品が15,000アイテム販売された。サイバー・マンデーにいたっては、単日で19,000以上の関連商品が販売されたという。新作公開前ということもあり、ZOZOTOWNを含め、いたるところでスター・ウォーズ関連商品が販売されている。

箱をアレンジして消費者を楽しませるのは、ZOZOTOWNだけではない。現在Amazonでは「スペシャルボックスだニャン!キャンペーン」という、商品を注文すると抽選で妖怪ウォッチがデザインされたAmazonスペシャル広告ボックスで届くキャンペーンを行っている。ZOZOTOWN同様、いつものネットショッピング以上に商品の到着が待ち遠しくなること間違いなしだ。

大きな企業だからできる取り組みではあるが、それで片付けるのは勿体ない。彼らの作品に対するリスペクトと遊び心が為しえたことではないか。だからこそ、そこに対して、行動を起こしたZOZOなり、Amazonなりに、EC店舗も見習うべきところは、多いと思う。彼らのデリバリーボックスの工夫がリピーターを呼んでいる、それは絶対に間違いない。