佐川、メガネスーパーを支援!24時間受取り可能に

利根川 舞

記者の論点:自社ECサイトの利便性向上を追求するメガネスーパー。ローソンでの受取りが可能になり、ユーザーの満足度はますます向上するに違いない。

対象となるローソンはなんと全国11,443 店舗!

 株式会社メガネスーパー(以下「メガネスーパー」)は、佐川急便株式会社(以下「佐川急便」)が提供する「コンビニ受取サービス」を導入し、自社ECサイト 「メガネスーパー公式通販サイト」での購入商品を全国のローソンの店頭で受け取れるサービス開始した。

メガネスーパーの自社ECサイトは今期2015年5月から12月までの累計売上前年比158%、受注客数前年比168%と成長を続けている。メガネスーパーは2015年5月に導入したメガネスーパー店頭受取りサービスの利用者増加を背景として、ユーザーの利便性をさらに高めるために、1月27日の注文から佐川急便が提供する「コンビニ受取サービス」を利用し、ローソン店舗での受取を開始した。

対象となるローソン店舗は2015年12月末時点で全国11,443 店舗(ローソンストア 100を除く)。自宅周辺だけでなく、勤務先や旅行先、出張先、日ごろ利用する駅やバス停の周辺のローソンも受取先として指定可能になる。これにより、在宅時間が不規則で宅配便を受け取れない場合でも、都合に合わせて希望のローソンやメガネスーパー店舗で商品を受け取ることができる。

例えば、都内のメガネスーパーは駅の近くにある場合もあり、仕事の帰りや出かけたついでに頼んだ商品を受け取ることができるだけでも非常に助かる。しかし、店舗受取りの際には”営業時間”がどうしてもネックとなってしまうものだ。そこで、24時間営業しているコンビニでの受取りを可能にすることで、ユーザーは自分のタイミングに合わせて商品を受け取ることができ、利便性は一段と上がる。

そしてなによりも、メガネスーパーで買いたいのにも係らず、近くに店舗がない、そして家にいられる時間は配達の時間外、ということになれば、今回のコンビ二受取サービス導入は朗報以外の何物でもない。

メガネスーパーでは「LINE@」をはじめ、Twitter、Facebook、Google+など多くの媒体で情報を発信しており、ユーザーに合ったメディアで最新情報を受け取ることができるような工夫がなされている。また、「Amazonログイン&ペイメント」の導入など、ユーザーの使いやすさや利便性を追求したネットショップ運営を行っていることも、ECサイトでの売上げを伸ばしている理由の一つであるが、今回の新サービス導入で更にユーザーは注目せざるを得ないだろう。

メガネスーパーは今後も自社ECサイトのシステム改修や新たなツール・サービスの導入、オムニチャネル推進の取り組みを予定しており、引き続きECサイトの利便性向上を追求しながら、ユーザーの眼の健康寿命に貢献していくという。


記者プロフィール

利根川 舞

メディア編集部
ロックを聴きつつ平安時代に思いを馳せる文学人間。タイムマシンができたら平安時代に行きたいです。
ライブハウスやフェス会場に出没しては、笑って、泣いて、叫ぶ姿が目撃されている。ACIDMANや10-FEET、ROTTENGRAFFTYが大好き。

サービスやその場の雰囲気がイメージしやすくなるような記事を書いていきたいと思います。

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