Amazon Prime Nowのドラクエ戦略!発売直後0時から配達

石郷“145”マナブ

 国民的ゲームソフト「ドラゴンクエスト」、略してドラクエ。堀井雄二氏の人間味があって、ほのぼのとして、でも先が気になるストーリー、すぎやまこういち氏の勇ましくあたたかな音楽、鳥山明氏のデザインによる愛嬌のある登場人物とモンスターが登場する。ロールプレイングゲームのはしりである。同作品と言えば、行列ができるゲームソフトとして、社会現象となったものだが、それももう今から20年以上も前の話の事。発売日を平日にしていたのに、学校や会社を休むという理由から、その社会的影響もあって、発売日を土日にしたというほどの人気である。それが今では…?

プライムナウのサービス環境を有効活用!

 さて「ドラクエ」の新作「ドラゴンクエストモンスターズジョーカー3」(発売元:スクウェア・エニックス社)が、まもなく登場する。同作品は「ドラゴンクエスト」のスピンアウト的な作品で、ドラゴンクエストで登場した愛らしいモンスターを、弱小のスライムから歴代の魔王まで、好きなように仲間にして冒険できる、というもので、これが楽しい。ドラクエをやった人にはより愛着の持てるものだが、やった事がなくても、その楽しめる親切設計等で、本家同様、こちらのファンも多い。

 さて、かつてはドラクエ=行列だった時代は、今や昔。その新作は、発売してまもなく“行列する事なく”家に居ながらにして入手できる。そのからくりは、アマゾンジャパン(以下 Amazon)だからこそ。

 結論から言えば、Amazonの「Prime Now(プライム ナウ)」でこのドラクエの新作が買えるようになったのである。よって「ドラゴンクエストモンスターズジョーカー3」の発売日となる 3 月 24 日午前 0 時より配達を開始し、世界で一番早く自宅に届けることができるというわけだ。

すぐゲームをしたい!ならば、Amazonにおまかせ!

「Prime Now(プライム ナウ)」は、今更説明するまでもないかもしれないが、年間、3900円を払うプライム会員のみのサービス。対象エリアでありさえすれば、購入後、わずか1時間以内に商品を届けるというサービスで、例えば、急にパーティーをしなければいけなくなった、という時に、ワイン等をサクッと届けてもらったり、その他、料理をしながら、食品等を注文して送ってもらう等という事が使い道として考えられそうだ。

 だが、このすぐ届く商品ラインナップにゲームを入れてくるあたりが、さすがAmazonで、センスが良い。ゲーマーであれば勿論すぐプレイしたいし、その感想を友達とリアルにやる楽しさを実感するには、早く手に入れる事が必須なのである。

見てほしい。自分の地域はドラクエ新作がすぐ届くエリア?

現在、東京都・神奈川県・千葉県・大阪府・兵庫県の一部にて利用可能。
東京都: 18区2市(世田谷区・目黒区・千代田区・中央区・台東区・墨田区・江東区全域、ならびに渋谷区・品川区・大田区・港区・杉並区・新宿区・文京区・荒川区・足立区・葛飾区・調布市・狛江市の一部)
神奈川県: 川崎市の6区(高津区・中原区全域、多摩区・宮前区・川崎区・幸区の一部)、ならびに横浜市の11区(西区・神奈川区・港北区・中区全域、都筑区・緑区・鶴見区・南区・磯子区・保土ケ谷区・旭区の一部)
千葉県: 浦安市全域、市川市の一部
大阪府: 大阪市17区(北区・淀川区・東淀川区・都島区・旭区・中央区・港区・福島区・此花区・西淀川区・浪速区全域、ならびに城東区・東成区・鶴見区・天王寺区・西区・大正区の一部)、豊中市および吹田市全域、摂津市・守口市の一部
兵庫県: 尼崎市・伊丹市の一部

もし自分の自宅が上記のエリアであれば、購入手順は下記の通り進めていけば、本当に当日に即届く。
なお、受付開始は、発売日前日の 3 月 23 日(水)午後 10 時から。配送は、発売日当日に限り、時間を午前2 時まで延長してお届けする。これは「ドラゴンクエスト誕生 30 周年記念」として実施しているもので、最初の注文から 300 件限定とする。限定数を超えた場合は、同日午前 6 時より配送となる。

注文手順は次の通り。
1. 「Prime Now」専用アプリをダウンロード
2. アプリにて郵便番号を入力し、配送エリアであることを確認
3. Amazon プライム会員のアカウントでサインイン後、特設バナーをクリックし「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3」を
ご 注文
4. 配送時間の「0 時~2 時」を選択
5. 配達先住所やその他必要事項を入力

 実際、プライムナウを活用した張本人である記者の経験で言えば、一度、使えばやはりその利便性の高さは否定できなかった。今回の場合であれば、ゲームであるが、なにせアイスやら冷凍商品もちゃんと冷凍で1時間以内に届いたくらいなので、本当に欲しい時に、欲しいものが手に入るというわけである。コンビニ以上にコンビニエンスなサービスなのだ。それもこれもやってみないとわからない。それだけに、あの手この手で、例えば、今回で言えば、ゲーマーの心をちょこっとくすぐったように、Amazonは引き続き、プライム会員へと導く魅力的な企画で、“ガンガン”攻めの姿勢を崩す事はないだろう。“LVアップ”し続けるAmazonの挑戦と冒険は、更にもっと高い目標へと続いてく。


記者プロフィール

石郷“145”マナブ

キャラクター業界の業界紙の元記者でSweetモデル矢野未希子さんのジュエリーを企画したり、少々変わった経歴。企画や営業を経験した後、ECのミカタで自分の原点である記者へ。トマトが苦手。カラオケオーディションで一次通過した事は数少ない小さな自慢。

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