月額予算5万円から、年商5億円ショップへ成長!
[株式会社ノグチ]
本日は、物置やエクステリア通販ショップ「環境生活」を運営する株式会社ノグチの野口社長と福泉事業部長に突撃取材!社員数9名(アルバイト含む)で年商5億円の企業様です。
BtoB通販を始めるも業態に合わず、BtoCへ方向転換
物置やガレージなどの大型商品を通販で販売するというのは、今までの常識を変えるようなことだったかと思いますが、どのような経緯でEC事業を開始されたんでしょうか?
野口社長「2001年に、弊社を含む5社の問屋が集まって、会員制の販売サイトを始めたのが最初です。金物屋さんや建材屋さんをクライアントとしていたんですが、これが売れなかったんですね。」
BtoBでの販売だったということですね。でも売れなかったと...
野口社長「もともと電話1本で注文して次の日には納品するという、スピード重視の業界だったんです。それが、インターネットで会員登録をして、発注して、翌日以降に商品が届くのでは合わなかったんですね。
この方法ではインターネット販売はできないと思って、BではなくCに売ることを考えて1年がかりで企画書を作りました。それが環境生活の始まりです。」
予算は月額5万円、ショッピングモール出店からスタート
会社の皆さんはBtoC通販を始めることに納得されていたんですか?
野口社長「いやいや、僕はその当時、まだ社長ではなく東京支店のイチ営業でしたし、会社もネットショップで商品が売れるという考え方がなかったので、初めは会社の隅っこで、予算も月5万円でした。」
月額5万円だと、出来ることも限られてきそうですが、その時はどのようにショップをスタートしたんでしょうか?
野口社長「ショッピングモールの『ハッピーマーケット(現どーよ!ショッピング)』に出店しました。商品は物置だけです。3ヶ月間はまったく売れなかったんですが、3ヶ月目に初めて、20万円の物置が売れたんです。」
これは嬉しいですね!ショッピングモールというとまず楽天などの大手が思い浮かびますが、ハッピーマーケットを選んだ理由はあったんでしょうか。
野口社長「何もかも初めてだったので、まずは手軽に始められるハッピーマーケットで経験を積んで、それから楽天市場などへ出店していこうと考えていました。ただ、ハッピーマーケットでも3ヶ月目からは順調に売上が伸びて、1年半で1億2,000万円まで行ったんです。」
1億2,000万円!これはかなり順調じゃないですか?
何か特別な対策でもしていたんですか?
野口社長「競合が少なかったのと、SEO対策がうまくいったことが大きかったです。SEO対策は自社で勉強してやりましたが、1年で『物置』というキーワードで1位になりました。その後、楽天市場とYahoo!ショッピングにも出店して、楽天市場ではMVPも受賞しました。」
売上の上がっている楽天を撤退、独自ドメインショップへ
ここまで順調に店舗数を拡大されていったと。
でも、独自ドメインはまだなかったんですね。
野口社長「そうなんです。その頃には多店舗の管理が大変になっていて、独自ドメインにまで手が回らなかった。そこで、利益率の低い楽天市場をやめて、独自ドメインでのショップを始めたんです。」
すでに売上が上がっていて、賞を取るほどだった楽天を撤退!
これは勇気ある決断ですね。
野口社長「楽天市場店では月商3,000万円以上ありましたから、やはり苦しい日々が続きました。実は、楽天撤退から2年間の2007年まで、土日なしで毎日朝4時まで働いていました。」
そこまでストイックに...。その努力あって、現在の環境生活があるんですね。
今後はどのような展開をお考えですか?
野口社長「プライベートブランド商品を作ろうと動いています。多くのお客様についていただけましたので、今後はノグチオリジナルの商品を作ることで貢献していきたいと思っています。」
ミカタマンの取材後記
野口社長、福泉事業部長、本日はありがとうございました!野口社長は、現在はEC事業部から離れて株式会社ノグチ全体を見る立場になっていらっしゃるなかで、今回の取材にご協力いただきました。数々の不安や困難もありながら、成功するまであきらめず、EC事業をここまで育て上げてきた姿勢が本当に印象的でした!
株式会社ノグチ http://www.ec-life.co.jp/
明治31年創業、1400社以上の建築金物店・建材店・ホームセンターへ建築金物・資材の卸す老舗企業。2003年よりBtoC向けのECに参入する。運営ショップ「環境生活」では、「癒しとやすらぎの暮らし創りをお手伝い」をコンセプトに、様々なガーデニング・エクステリア商品・住宅設備商品などを1万点以上取り揃える。






