超速ECカスタマイズを実現 米国人社長率いるTech職人達

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ザ・プラントの社員メンバー

圧倒的な開発スピードと高機能にもかかわらず、適正価格でECシステム構築を行う、ザ・プラント株式会社。代表取締役Anatole Varin(アナトール・ヴァリン)氏と、実際にザ・プラントでECサイトを構築している株式会社ラコステジャパン Eコマーススペシャリストの戸澗 愛美氏に、これからの時代に必要なEC構築についてお話をうかがった。

マーケットとテクノロジーをシームレスにつなぎ、企業の成長を導く

Anatole :ザ・プラントの中心事業はECプラットフォームの開発とCMSの開発です。アメリカ、中国、オーストラリアなど、グローバルなメンバーが50人ほどいます。高い技術力を持つ人材が揃い、柔軟な対応ができる点をよく評価いただいています。

お客様は規模の大きい企業がメインで、日本企業で高い技術力によるデジタル施策を展開したいというケースと、グローバル企業で日本法人を展開しているケースが多いです。そういった企業では、マネージメントレベルにさまざまな国の人が集まっていますが、弊社は日本語と英語をメインに、中国語や韓国語、タイ語などの多言語対応ができるため、言葉の壁によるストレスを抱えることなくコミュニケーションを取ることができます。

ご相談いただく課題にも、大きく分けて二つのケースがあります。一つは、最先端のテクノロジーには海外発の製品が多く、日本独自のECの仕組みに対応できないということです。たとえば、LINE連携やコンビニ受け取り、コンビニ振り込みなどですね。もう一つは、大きなエージェントとプロジェクトを進める場合、開発に時間がかかり、コストも高くなりがちということです。その点、弊社は自社でプラットフォームを開発してコードを持っているので、拡張性が高い上にスピードも速く、さらに適正価格で提供することが可能です。

それらを実現するためにも、お客様との間に代理店などが入ることなく、直接やりとりを行います。お客様のニーズを聞きながら必要に応じてアドバイスも行い、ビジネスパートナーとして一緒に開発をしていくという姿勢で携わっています。自社開発のプラットフォームを使っているので、柔軟性が高く、ニーズに合わせた開発をすることが可能です。また、専属で担当者が付き、JIRAやSlackなどのツールも活用しながら、普段から密にコミュニケーションを取ります。サポートデスクとのやりとりで時間をロスするということがありません。

これら全ての基本にあるのは、お客様のビジネスを成功に導くことが、弊社の成功にもつながっていくという考え方です。特にECは拡張性のある開発をするほど、パフォーマンスが上がり、直接的な貢献をすることができます。そういった相対関係が、お客様にとっても私たちにとっても楽しいところだと思います。

マーケティングの効率化 アクセス集中でも安心 ―ラコステの事例―

マーケティングの効率化 アクセス集中でも安心 ―ラコステの事例―

Anatole :ラコステさんとは10年ほどのお付き合いになります。当時、海外ではECを展開されていたものの、日本にはまだ進出していない状態でした。というのも、海外で使われていたECプラットフォームは、日本のシステムに対応するのに1~2年かかってしまうという課題があったからです。そこで、弊社のシステムをご利用いただくことで、3~4カ月で納品することができました。さらに昨年の夏には、システムを最新バージョンにアップグレードしていただいています。

戸澗:最新のシステムを導入してから、あらゆるキャンペーンの設定がより素早く、フレキシブルになりました。大規模なセールプロモーションでも、キャンペーン設定には1週間もかかっていません。また、顧客のステータスや購入頻度に基づいてキャンペーンをセグメント化できるようにもなりました。しかも、コーディングスキルがなくとも、コンテンツを簡単に作成することができています。こういったところが特にうれしい点ですね。

Anatole :弊社のシステムをご利用いただくことで、ラコステ様のマーケティング活動を支援できているのではないかと思います。通常はラコステ様の社内でどんどんキャンペーンを回していただけるようなシステムをご提供したうえで、特殊な対応が必要な大型キャンペーンでは、事前に弊社側でシステムを調整することも行っています。

戸澗:たとえば、販売開始後数分で完売してしまう特別なコレクションの際は、「ボット対策機能」追加や「クレジットカード支払いのみ」対応など、さまざまな事前準備が必要でした。ザ・プラントさんはそういったシステム調整を、11日間で実装を完了してくださいました。さらに、爆発的・瞬間的なアクセス集中でもシステムダウンすることなく、サイトがスムーズに稼働するのも優れた点だと思います。

Anatole : ECにおいて、大規模キャンペーンを行う際にシステムがダウンしてしまうとブランド的にもセールス的にも悪影響です。そうならないための対処に、この数年、重点を置いてきました。一般的なECシステムの開発では、そういったところまで考慮されないことが多く、アクセス集中によるシステムダウンも珍しくありません。弊社はそこにフォーカスして改善を重ね、最新バージョンではほとんどシステムダウンの起こらないプラットフォームとなりました。そのように学習と改善を迅速にできるのも、弊社の特徴だと思います。

戸澗:柔軟性とスピードの他にも、ザ・プラントさんのチームメンバーも魅力です。テクノロジーに情熱を持ち、サイトを改善するため、そして最高のデジタル体験を提供するためのクリエイティブなアイデアとソリューションを持つメンバーが集まっていると感じています。

変化する社会のなかで、EC企業が注力すべきこととは

Anatol :今後は、システムのパーソナライゼーションに注力していきたいです。また、オムニチャネルも重要だと考えています。店舗で買い物はしなくても、たとえば、ECで購入した商品を店舗で受け取るなど、さまざまな購買パターンに対応するための手段は今後のECになくてはなりません。

スピードは、今後ますます重要になっていくと思います。社会の変化が大きい中、正解を導くためにはPDCAをどんどん回さないといけない。競合が似たような商品や施策を行うなかで、何で一番差別化できるかというと、スピードと行動力です。お客様からの要望にすぐに対応できるというのは、今後も弊社の強みとなるはずです。

新型コロナウイルスの影響で、初めてECを利用したという人も増えています。状況が落ち着いたとしても、一度利便性の高いECが当たり前になると、完全に元に戻るということはないと予想しています。今後も、ECの需要や利用率は上がっていくものと考えています。

ECに限らず、在宅勤務やオンラインでの打ち合わせなど、多くの人の行動パターンが変化しています。ビジネス以外のプライベートな環境でも、デジタル化が急速に進んでいます。そういったデジタルテクノロジーを活用してどうお客様とコミュニケーションをとっていくのか、小売店での体験をどうECでも実現していくのかということが、今後多くの企業にとって重要になっていくのではないでしょうか。

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