EC業界人なら参加自由 日本通販CRM協会(仮)飲み会

ECのミカタ編集部

都内開催の大盛況CRM飲み会に参加してきた

EC業界著名人達による、「CRMを通じて通販・EC業界の活性化と、CRMの一般化」を目指した組織の設立が検討されている。この度、検討記念とした「CRM飲み会」が東京都内で開催された。

CRM(Customer Reletionship Management)、主に情報システムを用いて顧客の属性や接触履歴を記録管理し、それぞれに応じたきめ細かい対応を行うことで顧客満足度を向上させる取り組み。つまりはネット上でのおもてなしの充実を目的とした一連の取り組みのこと。ECにおけるCRMの重要さはかねてより注目されており、しかし全てのEC企業が完璧なCRMを実現できているわけではない。
「通販を行う=CRMをやらなければいけない」という認識を浸透させ、業界全体の底上げと活性化を目的とする同協会は、接客のクオリティ向上はECや通販においても実チャネル同様大切であるとしている。

今回その協会を切り口に、業界内における大御所と若手の交流を目的に店舗貸し切りで行われた同会は、予定参加人数を大幅に上回る参加者達の活気に溢れ、あちこちの場で名刺交換から始まる情報交換や乾杯が交わされる大盛況の宴であった。

今回の集いの幹事となったのは、株式会社ダイレクトマーケティンググループの常務取締役の藏内淑行氏。
ダイレクトマーケティンググループは、通販・EC業界でコンサルティング、人材育成、顧客満足度向上活動(CRM)などを手がける老舗企業で、藏内氏は今回の会だけでなく発足予定の協会でも中心人物になる。日本通販CRM協会(仮)の主題であるCRMに長年携わってきた藏内氏とその人脈は、協会にとっても強力なバックボーンとなりうる。

開催当日は藏内氏の50歳の誕生日であり、参加者達によるサプライズでバースデーケーキが贈られた。
他にも多くの参加者からプレゼントが贈られ、多くの人から慕われる人柄が伺えた。プレゼントの1つであった、日本では飲むことのできない特別なジャックダニエルは、藏内氏の好意でその場で参加者に振る舞われた。年齢による壁を感じない親近感溢れる会の雰囲気は、会場はもちろんカウンターにまで空き席がなく、貸し切り時間を過ぎても参加者が帰りたがらないほどの盛り上がりを見せた。その盛り上がりのまま、場所を変えての二次会へと移り変わっていく。

CRMについて語るこの飲み会は、実は今回で4回目とのこと。毎回規模の拡大がなされ、参加人数も増え続けている。
様々なソリューションを生業にする多数の参加者同士、お互いが抱える悩みを相談し合い、お酒の席ならではの打ち解け方から、周囲の人間関係を共有できるキッカケがつかめる。初めて参加した筆者も、暖かく受け入れてもらえ様々な方とお知り合いになることができた。
ちなみに同会は随時企画されるとのこと。現役で業界の第一線に生きる参加者と、情報交換等行い親睦を深めたい方は、ぜひ次回の同会に参加されてはいかがだろうか。近日開催予定の同会は、12月12日金曜日の忘年会、1月26日の新年会であるとのこと。

参加者が自由に席を移動し筆者も酔っ払っているため、ひどい手ブレ写真の嵐であった…


近日発足予定の「日本通販CRM協会(仮)」は、通販やEC事業におけるCRMの重要性を業界に浸透させ、全体の底上げを計ることを大きな目的としている。


文/写真:島名タスク


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