成長する在庫管理システム「iWMS X5」が店舗の基盤に

福島 れい [PR]

 EC店舗に欠かせないもの”商品”。そして売上を伸ばすために欠かせないのが”在庫の管理”だ。現状の注文に対応するだけではなく、長期的な目線で売上の伸長を考えると十分な機能を備えたシステムを活用したい一方、コストは最小限に抑えたいものだが、そんな店舗の声に柔軟に応える在庫管理システムがある。今回は株式会社フレームワークス 代表取締役 社長 秋葉 淳一氏に店舗の成長に合わせた柔軟な変化を実現する在庫管理システム「iWMS X5」について伺った。

売上と共に変化する業務、システムも柔軟な変化を

 ”出荷が間に合わない!”とその時、作業を間に合わせるために在庫管理システムを導入する。これは多くのEC店舗にとって自然な発想だろう。しかし秋葉氏は「その場の穴埋めだけを考えて、在庫管理システムを導入するのは非常にもったいない。」と話す。それは、店舗の売上規模や、スタッフの人数などによって必要なシステムは違い、もっと言えば、1つの店舗でもその成長過程において必要なシステムは日々変わっていくからだ。秋葉氏は「店舗の成長に合わせて、在庫管理システムも成長しなければなりません。」と強調する。

 では、在庫管理システムが”成長する”とはどういうことだろう?

 在庫管理システム導入の検討段階では、”少人数で出荷作業が完了すること”や ”誤出荷の防止効果があること”等を求める声が多いという。しかし、さらに売上が伸びると、”リアルタイムに在庫数を把握し戦略的な運営をすること”や”業務の効率化によりコストカットを図ること”など在庫と共に倉庫内の管理も取り組まなければならない。

 秋葉氏が言う”在庫管理システムの成長”とは、これらのような店舗のニーズに”常に過不足なく”応え、柔軟に変化することを指している。

柔軟な機能選択、常に最適なシステム運用を実現

 では、成長する在庫管理システム・WMSである「iWMS X5」はなぜ柔軟に変化できるのだろうか。

 それは、開発済の多数の機能の中から、必要なものを選択し組み合わせて使用するクラウド型のシステムになっているためだ。その組み合わせ次第で「iWMS X5」の機能は変化し、導入当初は基本機能を備えた”在庫管理システム”として、店舗が大きく成長したのちには複数倉庫の管理や業務改善にも対応できる”WMS”として、柔軟な成長が実現する。

 在庫を適切に管理できる環境を整えるということは、必然的に倉庫も最適な状態になるということだ。つまり、小規模な店舗ではまず在庫の管理からはじまるが、成長するに伴って、必然的に倉庫も管理することになる。その意味で「iWMS X5」が在庫管理システムからWMSに成長できるシステムで価値は大きい。

 しかし、最適な機能の組み合わせが分からないという場合も多いことと思う。フレームワークスではどんな店舗でもすぐに最適な組み合わせを見つけられえるよう、140種類の”シナリオ”を用意している。シナリオの一例として下の図をご覧いただきたい。図の中央部分では、出荷作業で発生する業務の一部を細かく分けている。そのうち”ピッキング”という作業を考えてみると、その作業方法は1つではないことがわかる。伝票ごとに作業を行う”伝票ピッキング”や、複数伝票のピッキングをまとめて行う”トータルピッキング”がその例だ。同様に”ピッキング”以外の各業務においても複数の作業方法が想定でき、それらを組み合わせた結果をシナリオと呼んでいる。

シナリオの一部(イメージ図)

 この図の場合、「ピッキング」と「送り状発行」の2つの業務の組み合わせだけで下記のような4パターンが考えられる。

1、「伝票ピッキング」    + 「発行方法A」
2、「伝票ピッキング」    + 「発行方法B」
3、「トータルピッキング」  + 「発行方法A」
4、「トータルピッキング」  + 「発行方法B」

 商材や出荷件数、店舗の要望に応じて適切なシナリオを用いることで、最適な運用が実現し、店舗の成長に貢献するのだ。

 店舗の規模を問わず対応できる豊富な機能とシナリオを備えていると聞くと、費用がかかりそうという印象を持たれる方も多いことと思う。しかし、費用面に関しても「iWMS X5」は柔軟対応できるよう、売上に応じた負担の少ない価格で提供されている。

 秋葉氏は「EC店舗の商売と言えば、”出荷”でしょう。」と力を込めて話す。出荷件数が少ない時期は価格を抑え、出荷件数が増えればそれに応じた料金をいただく。「出荷件数≒売上」に基づいた従量課金制であれば、店舗もフレームワークスも共に成長していけるという考えなのだ。

「iWMS X5」の料金形態


 その他、出荷件数に応じた従量課金システム以外に機能の組み換え費用等は基本的には発生しないため、店舗の成長に合わせて出荷件数の増加に対応したり、業務改善を行ったりと店舗の”したい”を自由に行うことができる。まさに”店舗の成長に寄り添う”在庫管理システムであると言えるだろう。


 商品の管理や出荷といった業務は、まさにEC店舗の軸となる業務でありながら、負担も大きく効率化が求められる業務でもある。それ故に、在庫管理システムが店舗に与える影響も大きいのだ。過剰なシステムを備えればコストになり、不足があれば作業効率が落ちてしまう。その意味で、変化する店舗の日常業務に寄り添う「iWMS X5」は、創業当初から、伸び盛りの時期、大きく成長を遂げた後まであらゆる店舗を支える基盤となる存在のように思う。長期に渡り店舗を支える機能を備えながらも費用の負担が少ない「iWMS X5」。在庫の管理や出荷業務に課題を抱えている方は、ぜひ一度、相談してみてはいかがだろうか。


記者プロフィール

福島 れい

ECのミカタ編集部に所属するバドミントンと和服、旅好きの記者、通称れーちゃん。ミニ特集「アパレルECの未来(https://goo.gl/uFvr2C)」等、これからEC業界がどんな風に発展していくのか。に注目しながら執筆しています。2017年の執筆テーマは、”私にしか書けない記事をタイムリーに”。

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