2015 年秋は「赤」が全体の40%を占める圧倒的人気!

POPSUGAR Inc.は、グローバルファッション検索サイト「SHOPSTYLE」上で 2015 年秋に検索されたトレンドカラーに関するキーワードの検索データを公開いたしました。10月6日ご送付済のシューズ&バッグ・小物編に引き続き、今回はトレンドカラー編でのニューズレターとなっております。
※SHOPSTYLE(www.shopstyle.co.jp)内でのクリック数を、2014 年 7 月 1 日~9 月 15 日までと 2015 年 7 月 1 日~9 月 15 日までを抽出し比較したデータとなります。

■色に関する検索データ■
「SHOPSTYLE JAPAN」内のキーワード検索数は、2014 年秋の 32%に対して 2015 年秋は40%になりました。調査期間は 2014 年 7 月 1 日~9 月 15 日までと 2015 年 7 月 1 日~9 月15 日までを抽出しデータを比較しました。

SHOPSTYLE 内の検索キーワードの中で、色に関するキーワードのみを抽出し昨年の同時期と比較した結果、2014 年は「オールホワイト」のトレンドなどもあり、圧倒的に白が人気でしたが、2015 年は白の検索数が 10%台まで下がり、赤が一番大きなシェアを占めています。秋冬にかけて、より濃い色が着られるようになり、赤のシェアはもっと増えていくと予想されます。

【赤の検索数が増えていると考えられる理由】
・70 年代、フォークロアなどのブームにより、レトロなカラーや差し色カラーとして人気
・PANTONE の発表した 2015 年の流行色「マルサラ」(ワインレッド)が取り入れられる
・自分好みの濃さのボルドーやマルサラを探したいので「赤」というキーワードで検索する

■景気回復で赤が流行る!?申年には赤が流行る!?
景気が回復基調になると赤が流行るというデータがあり、今年はファッションの世界だけでなく口紅や車、家電でも同様に赤系色のトレンドが顕著に見られます。過去に赤が流行したのは1950 年代の戦後間もない復興期と、80 年代後半のバブル期。これは景気回復の兆し!?
また、来年 2016 年は申年。猿のお尻が赤いことにちなんで、申年に赤い下着を身に着けると健康になれるといった言い伝えが日本各地にあり、巷では赤のアンダーウェアを推すお店も増えているようですが、これも赤のトレンドに拍車をかけるかも。

■総括■
2015 年秋に検索されたファッションに関するキーワードの検索データをご紹介しました。昨年のホワイトカラー人気に比べて、2015 年は赤の検索数が増えており、来年の申年に向けて、引き続き赤が人気になりそうです。