【第12回】売れる商品の企画・製造の考え方②

本多 雄一

 単品リピート通販で主に健康補助食品の粉末グリーンスムージー(美女と野ジュース)を販売している、株式会社eラボの本多と申します。
 
 現在は新しく通販コンサルティング事業部を社内で立ち上げ主にスタートアップ支援や売れる商品企画製造コンサルタントとして新規参入企業様や既存企業様などのお手伝いをさせて頂いております。

 8月でEC通販立ち上げてちょうど2年を迎える節目の時期に、「ECのミカタ」へこれまでの弊社がやってきた通販事業について執筆させて頂く機会を頂きましたので、お話しして行きたいと思います。

 複数回に渡り、これまでの2年間で感じたこと、失敗したこと、成功したこと、さらに知らないと損をするスタートアップ時のご注意点などをお伝えしていきます。宜しければ最後までお付き合い頂けますと幸いです。

過去の連載コラムはこちらから(https://ecnomikata.com/column/12543/

【第12回】売れる商品の企画・製造の考え方②

 今回のテーマは以前コラム記事で書かせて頂いた続編という形になります。以前のコラム記事は下記にリンクつけておきますので、ご興味ございましたら読んでみて下さい。

【第2回】売れる商品の企画・製造の考え方
https://ecnomikata.com/column/10980/

今回のコラムでは、より具体的に書いていきたいと思います。
通販立ち上げの企業様や新商品を製造しようと考えていらっしゃる既存販売会社様に伺うご質問で「どんな商材を選んだら売れますか?」ということを良く伺います。
このようなご質問…けっこう難しい質問だったりするのですが、売れる確率を上げるって意味で私だったらこんな調査を行います。

①お付き合いある広告代理店さんに今獲れている又は獲れ続けている商材を伺う。
②配送代行会社に出荷が多い商材は何か伺う。
③カートシステム会社に新規獲得が多い商材は何かを伺う。
④原料・OEMの展示会に行く又は通販新聞等に出ている、取引の多い原料を調べる。

以上4点になります。
①に関しては広告代理店さんが獲りやすい=CPAがクライアントの指標に到達していて且つ代理店も利益が出ているのが分かります。さらに関連商材も複数案件実施していて獲得出来ている実績があるから自信を持っている可能性が高いので、代理店さんが獲得しやすいと思っている商材を作るのは競合も多いですが1つの指標になると思います。

②に関しても同様で出荷が多い商材というのは、実際にお客様に送っているのですから、それだけお客様にとってニーズがあるということです。もちろん大手の通販会社で広告費も莫大にかけている商材という可能性もありますが、まったくニーズの無い商品を作るよりも無難だと思います。

③に関しても、カートシステム会社ならではの視点でのお話しが伺えるかと思います。ここで得られる情報は①や②に比べると少ないかも知れませんが、ある程度ザックリなら伺えると思いますので聞いてみるのも良いと思います。

④に関しては商材では無く、商材の中に入っている原料の情報です。今どの原料が伸びているのか?流行は?長年安定的に出ている原料は?こういう情報を調べ出てきた原料を商品に組み込んで販売している可能性が高いので、①②③で得られた情報と④の原料がそれらに組み込むことが出来ればより失敗しづらい商品になるかと思います。

上記を踏まえて出てきた商材とは?

少し前の情報ではありますが、ここで皆さんにもご共有させて頂きたいと思います。健康食品部門では、「青汁」「ダイエット・美容サプリ」「グラノーラ」「緑茶」になります。
コスメ部門では、「クレンジング」「オールイワン・ゲル」になります。

どの商材も多くの競合がいますので一概に「売れる」とは言い切れませんが、そこは商品をどこまでこだわって製造できるか「明確な差別化」がしっかり出来ればいくらでもチャンスがあると思います。

大切なのは「商材」ではなく、「商品の中身」だと思いますので、そこであまり考えすぎず逆に商品の中身の方に時間かけたほうが成功しやすいと思います。

その他に知っておくと便利なこと

商材を決める際は上記4点以外にも大切なことがございます。
それは、定期販売向けの商材かどうか?ということです。そもそも作ろうとしている商材が定期便というサービスで一般人の認識で購入しようと思えるかどうか?ここでもし「ん?」と思うようなら見直した方が良いかも知れません。
そしてもう一つ非常に重要なのが約30日間でしっかり消費できる設計になっているか?ということです。定期便の配送が月1回という概念で考えた際にしっかり消費できる量になっていないと、30日経過した時点でまた新しい商品が届いてしまい在庫過多が原因で今後の継続率に悪影響しかねません。

いかがでしたでしょうか?
商材選び、商品そのものの中身の差別化、さらには商品設計などなど、拘れば拘るほどより成功に近づけると思います。一番なのは、やはりお客様に喜ばれるもの求めているものをメインに是非御社独自の商品を考えて行きましょう!

次回は3月7日(火)です。
 「CPA高騰した時に悩む広告予算の一番良い使い道とは?」について書いて見ようと思います。

 私のコラムでもし、ご質問やご相談がございましたらお気軽に株式会社eラボの本多までご連絡下さいませ。また、下記に弊社資料のダウンロードボタンを設置しました。無料ですので、ご興味ございましたらダウンロードしてみて下さい。


著者

本多 雄一 (Honda Yuichi)

2014年8月より株式会社For-Sにて通信販売事業立ち上げ、商品の製造から販売に至るまでの全ての仕組みを確立。立ち上げ1年で年商1億円に。自社通販だけに留まらず今年から通販コンサルティング事業を新たに立ち上げ現在は売れる商品設計から携わる通販コンサルタントとしてスタートアップ企業や新商品販売戦略コンサルタントとして従事。

株式会社For-S公式HP
http://for-s.co.jp/

弊社通販公式HP(美女と野ジュース)
https://beauty-juice.jp/