【新機能】 Amazon出品者出荷における「返品無し返金」機能について解説!
こんにちは!
アグザルファのAmazon専門コンサルタントです!
出品者出荷(自社出荷)の際「返品無し返金」の設定が可能になったことをご存知でしょうか?
Amazonではどうしても、既に開封してしまっている商品など、再出品できない状態の商品が返品されてしまうことも多いのではないでしょうか?
一見、「出品者にとってメリットあるの?」とも思えるこの新機能ですが、
返品対応に困っている出品者の皆様には朗報かもしれません!
今回は、設定するメリット、デメリットに加え、設定方法についても解説していきます!
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返品無し返金の概要
購入者から、出品者が定義したルールに沿った返品のリクエストがあった際に、
購入者の希望に関わらず、商品を返送いただくことなく、自動で返金処理のみを実行する機能です。
つまり、「返金は受け付けますが、商品は返品せず手元に所有していただいていいですよ」と購入者に自動で伝えてくれるんです!
一度設定してしまえば、手間が大きく省けるのがこの機能です!
但し、現時点では出品者出荷されている商品が適用される機能であり、FBAは対象外となりますのでご注意ください。
設定するメリット
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返送費用負担を軽減できる
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例えば以下のような例であれば、コスト削減となる可能性があります!!
・低価格商品を扱っている場合
└販売価格が返送費用を下回る場合などには有効です。
・食品や衛生用品を扱っている場合
└既に開封してしまっているものを再度販売することは出来ませんので、
購入者の方の手元で消費していただいたほうが、お互いメリットが多いのではないでしょうか。
商品自体に問題がなければ、良いレビューを記載いただける可能性もあるでしょう。
・配送中のトラブル等で商品が破損してしまった場合
└こちらも同様に、再度販売することは出来ない状態だと思いますので、
破損の状態を確認したいなどの理由がない限り、返送費用の負担はしたくないですよね。
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細かなルールを設定することができる
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例えば、低価格帯の商品のみ登録したい場合や、出品者側の不備があった場合のみ受け付けるなど、
状況に応じた細かい設定をすることが出来ます。
・価格帯
└価格の範囲(○○円~○○円)を指定可能
・製品カテゴリ
└例えば、「食品&飲料」と「ドラッグストア」などカテゴリを複数でも設定可能
・返品理由
└「注文した商品とは違う商品が届いた」「商品の使用後、不具合が見つかった」など60を超える理由の中から選択することが可能
・返品ウィンドウ(商品の推定配送日からの日数)
└5~365日のいずれかで設定が可能
設定するデメリット
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悪用の危険性がある
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もちろん、細かなルール定義が可能ですが、自動的に返品無し返金の処理がされてしまいますので、
悪用されてしまった場合、大きな損失となってしまう危険性があります。
また、同じ商品を繰り返し購入し、返金を要求されてしまうこともあるでしょう。
購入者側には商品購入時点では「返品無し返金」の提供有無を識別することは出来ませんが、
損失が出てしまった際のAmazonからの補填の案内などはされていないので、高額商品などは特に注意が必要です。
設定方法
▼セラーセントラル右上部の設定で返品設定をクリックします。
セラーセントラル>設定>返品設定
▼返品無し返金タブをクリックします。
返品設定>返品無し返金
▼新しいルールの追加をクリック
返品無し返金>新しいルールの追加
▼該当項目(価格範囲、任意で商品カテゴリー、返品の理由)を入力し、保存をクリックします。
※設定されたルールは、その時点から受けるすべての注文に適用されますので、内容をよくご確認の上、保存するようにしましょう。
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<補足>
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・ルールを削除する場合
該当するルールをクリックし、削除をクリックして、ルールの削除を確定します。
・ルールを編集する場合
ルールをクリックし、編集を選択して、設定を変更し、保存をクリックします。
まとめ
自動で設定できるため、便利になり手間が省ける反面、自動であるがゆえに気をつけなければいけないことも多いです。
せっかくコスト削減のために取り組んだ施策が、逆効果になってしまうことがないよう、日々の情報収集が欠かせませんね!
今回の「返品無し返金」機能に関わらず、取り扱っている商材に適した機能であるかをしっかりと見極めることも非常に重要です。
そんな時にも、アグザルファブログが皆様の参考になれば幸いです。
今後もAmazon出品者の皆さまをはじめ、有益な情報を発信して参ります!
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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