コンシェルジュとイチから学ぶ物流倉庫の仕組み

ECのミカタマーケティング部

「物流倉庫」と言われ、パッと何が思いつくでしょうか?私の場合、ECのミカタに入社する前は、荷物を保管していて、倉庫から大きいトラックの中に荷物を積み、運んでいるようなイメージしかありませんでした。そんな私が物流倉庫の仕組みについてわかりやすく説明させて頂きます。これから物流について学ぶ方などの参考になれば幸いです。

物流倉庫ってどんなものか?

弊社には「商品の置き場に困っている。どこか場所はないかな?」「自社でECサイトを運営しているけど、商品の注文が多くて発送するのが大変。」「卸売先への荷物の保管発送をどこかへ委託したいな。」などといったお問い合わせがあります。

上記のお問い合わせであれば、物流倉庫でどれも対応可能です。倉庫ですので保管はもちろんですが、入庫・仕分け・流通加工・検品・出庫・配送手配などの一連の物流サービス業務も行います。ECサイトと連動し、お客様からの注文を対応することも可能です。

それでは次に物流倉庫での大まかな流れについて説明します。

まずは商品を入庫する

入庫は委託する商品を倉庫まで運ぶことを言います。商品は自社や生産工場、海外からなど様々な方面から運び込まれることがあります。手段は宅配便・トラックを貸切るチャーター便・コンテナでの入庫などが挙げられます。

輸入商品を取り扱う際は関税が発生します。その立て替えも入庫時に、倉庫が承ることが可能です。

商品を保管する

保管方法は大きく分けて2つあります。1つ目はパレットでの保管です。パレットとは荷物を載せるための荷役台のことです。商品の量が多く種類が少ない時に向いています。2つ目は棚での保管です。細かくスペースが区切られているため、先程とは反対に種類が多い時におススメの保管方法になります。

商品を保管するに当たり、品質を管理していく必要があります。食品でしたら、常温から冷凍まで様々な状況に対応していかなければなりません。アパレルであれば、商品にしわをつけないように、ハンガーに吊るしての保管も考えられます。

出荷作業をする

出荷は倉庫から卸売先や消費者に商品を送ることです。入庫した状態でそのまま商品を送ることもありますが、商品によっては出荷前に様々な流通加工業務が必要になることがあります。

ECサイトなどからの注文商品の場合、納品書の同梱やラッピング業務。アパレル商品の場合、検品や検針。複数商品の注文を受けた場合、商品の組み合わせなどといった流通加工業務が発生することがあります。

ECサイトの商品を委託する際には、在庫管理や出荷の指示などサイトと倉庫間で、なにかしらの形で連携させていくことが必要です。もちろん、卸売などでも在庫管理は必要です。ECサイトと実際の商品在庫数の不一致が起きた場合、お客様に大変迷惑をかけることになりますので、気を付けていくべきところです。

在庫管理システムを導入すれば、商品数を1つ1つ数える必要がなくラクになりますし、在庫数の不一致も防ぐことができます。在庫管理についてもっと知りたい方は下記のURLから、各社の資料を無料ダウンロードして頂けます。
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大まかに物流倉庫ってどのようなものなのか説明させて頂きました。物流倉庫について検討している。もしくはご興味のある方はお気軽に【0120-089-741】へお問い合わせください。もっと情報を知りたい方は下記のURLをご覧ください。
http://goo.gl/nDxO9M


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ECのミカタマーケティング部