【後半】海外初Inagoraがタオバオと提携。新戦略発表会で語られたこと

ECのミカタ編集部

 昨日、中国向け越境ECプラットフォーム「豌豆プラットフォーム(以下、ワンドウ)」を運営するInagora株式会社(以下、Inagora)は、「資金調達および新戦略発表会」を行った。今回の発表会の内容は前半・後半に分け、後半である当記事では海外初となる「淘宝全球購(タオバオグローバル)との業務提携」の詳細について紹介したい。

【前半】海外初Inagoraがタオバオと提携。新戦略発表会で語られたこと
https://www.ecnomikata.com/ecnews/12451/

タオバオグローバルと提携でどう変わる

 今回Inagoraは、海外でも初めてアリババグループのCtoCオンラインショッピングモールである「淘宝全球購(以下、タオバオグローバル)」と業務提携を行うと発表した。タオバオグローバルは中国でもナンバー1の越境ECプラットフォームであり、約10万ショップがタオバオグローバルで事業を展開している。

 Inagora 代表取締役 翁 永飆氏は、タオバオ全体でニセモノ品が横行していること、事業を展開するショップオーナーの多くが個人での展開であるために海外企業との交渉が難航し仕入れルートの確保が困難であること、個人ショップでは日本商品の良さを伝えるコンテンツ制作に限界があること、効率的な物流システムの構築が不可能であることなど、タオバオ全体が抱える現状の問題点を示し、それらを解決するために今回の業務提携に至ったことを説明した。

 提携により、日本企業は在庫を抱えずにタオバオグループの10万もの個人ショップ経由で4億人の中国消費者に商品を販売することができ、タオバオグローバルで日本の商品を販売する中国個人事業者は、タオバオグローバルとInagoraが認証した正規の商品からセレクトして販売することができる。

 販売の流れとしては、まず、Inagoraの商品受注システムとタオバオグローバルのプラットフォームを連携させ、Inagoraが商品の在庫価格、商品数、商品説明を登録する。そして、タオバオグローバルを利用する中国個人事業者は取り扱いたい商品を検索して選び、自分のお店に追加する。このとき中国個人事業者は、無在庫での販売が可能であるため仕入れが必要ない。

 そして中国の消費者に商品が購入されると、そのオーダー情報がInagoraへと届き、Inagoraは自社の物流システムを活用して発送を行う。このとき、タオバオの

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