【コラムランキング】商品価格を下げるとお店の価値はどうなるか?/楽天SOY受賞店舗が語る敗北とは(12/26~12/29版)

ECのミカタ編集部

 こんにちは。お正月があっという間に過ぎ、1月ももう2週目が終わりますね。今回のコラムランキングは、前回同様、2016年の内にご紹介できなかった12月第5週目のコラムをご紹介致します。12/26~12/29に掲載されたコラムは6本。どのコラムがランクインしたのでしょうか。

3位 【第9回】「負けたことがある」という強み~EC素人集団 「米・雑穀のみちのく農業研究所」~(株式会社東穀 長濱洋平さん)

3位 【第9回】「負けたことがある」という強み~EC素人集団 「米・雑穀のみちのく農業研究所」~(株式会社東穀 長濱洋平さん)

 3位は、コラムランキング初登場の東穀 長濱さんのコラムです!長濱さんは、お米の卸問屋でサラリーマンを経験した後、東穀を設立、ECを始めてから5年で楽天株式会社(以下、楽天)が運営するモール「楽天市場」の楽天市場ショップオブザイヤーを受賞された経歴を持っています。

 長濱さんのコラムですが、第5回目からは他のEC店舗さんと対談を行うコラムを連載しており、第9回目となる今回のコラムでは、おせち料理を取り扱う「博多久松」常務取締役 松田健吾さんとの対談内容を紹介しています。

 「博多久松」は、3年連続楽天ショップ・オブ・ザイヤー受賞、10年連続楽天グルメ大賞受賞という実績を持っていますが、2004年までの事業は経営不振で、もはや風前の灯火といったところまで事業は低下していたようです。

 そんな経営不振の最中に松田さんが入社し、博多久松は「ECでおせち料理を販売する」という新しい戦略に踏み出すこととなります。3年連続楽天ショップ・オブ・ザイヤー受賞、そして10年連続楽天グルメ大賞を受賞するまでに至った「博多久松」の道のりとは、一体どのようなものだったのでしょうか。

【第9回】「負けたことがある」という強み~EC素人集団 「米・雑穀のみちのく農業研究所」~

2位 お答えします!楽天売上UPのQ&A​~ジャンルやタグの登録状況をチェック~(ウェブモ株式会社 後藤亜希子さん)

2位 お答えします!楽天売上UPのQ&A​~ジャンルやタグの登録状況をチェック~(ウェブモ株式会社 後藤亜希子さん)

 2位は、「楽天市場」で売上を伸ばすために何をすればいいのかを、よく聞かれる質問を例に解説していく後藤さんのコラムです!今回は、楽天市場で自社の商品を検索したのに商品が見つからない場合、どのように改善すれば良いのかを説明しています。

 楽天市場で検索を行うと、広告によって上位表示されるエリアと自然検索の結果が表示されるエリアがあります。この「自然検索エリアで上位表示されること」が、集客や売上アップのために重要です。

 しかしここ数年、後藤さんのもとには「登録した商品名で検索したのに、検索結果に表示されない。」というような相談が増えるようになったとのことです。

 後藤さんは、検索時の入力ミスや漢字や英字・仮名など表記の仕方が異なっていることも、もちろん考えられると想定しつつ、他にも理由があることをコラムで伝えています。

お答えします!楽天売上UPのQ&A​~ジャンルやタグの登録状況をチェック~

1位 【第9回】価格を下げると「お店の価値」と「商品価値」も同時に下がる?(ゲキハナ 古屋悟司さん)

1位 【第9回】価格を下げると「お店の価値」と「商品価値」も同時に下がる?(ゲキハナ 古屋悟司さん)

 そして1位は、モノを売らずにコトを売るを実践し、売上7割減から約18カ月でV字回復を果たしたEC店舗、ゲキハナ 古屋さんでした!今回は、商品の価格と商品の価値の関係について、古屋さんの視点で解説しています。

 一般的に売れ行きが良く品質の高い商品は、比較的高価な商品が多いです。高価な商品は消費者に所有する喜びを与えます。こうした人の心理からもわかるように、人はお金というものにある一定の価値を置いています。

 そのため、価格が平均よりも高い商品は良いものなのではないかと考えるのです。つまり、「商品価値と価格は比例しやすい」ということがわかりますよね。

 では、商品の価格を上げるとEC店舗にはどのような変化が起きるのでしょうか?激安店から比較的高価格帯のEC店舗へとビジネスモデルを変化させたゲキハナが体験した、「価格を上げるとクレームがお問い合わせに変化する」という事例とともに考えましょう。

【第9回】価格を下げると「お店の価値」と「商品価値」も同時に下がる?

今週の注目コラムはこちら

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■注目コラム

・ステマの定義と日米の法規制
https://www.ecnomikata.com/column/12903/

 「消費者に宣伝と気付かれないように宣伝行為をすること。」と定義されているステマ(ステルスマーケティング)ですが、実際のところ、何がステマに当たるかはあまり明確ではありません。そこで今回のコラムでは、ステマに関する日米の法規制を比較しつつ、ステマとそうでない宣伝手法との境界線を探っています。

■12/26~12/29に掲載されたその他のコラム

・【第六回】さくらフォレストの「おもてなし」採用について〜さくらフォレストが説く[接客の極意]
https://www.ecnomikata.com/column/12887/

・【第一回】中国政府公認越境販売について
https://www.ecnomikata.com/column/12912/

(掲載日順)

 今回で、2016年に掲載されたコラムの週間ランキングのご紹介は終了となります。次回からは、2017年のコラムランキングがスタートしますが、その前に2016年の年間コラムランキング をまだチェックしてないという方はこちらからご覧ください。次回はどのようなコラムがランクインするのでしょうか。お楽しみに!


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