売れるネット広告社、顧客心理に迫る「確認画面でアップセル」特許出願へ

ECのミカタ編集部

「確認画面でアップセル」の特許出願の舞台裏

「確認画面でアップセル」の特許出願の舞台裏

 株式会社売れるネット広告社は「確認画面でアップセル」の特許を出願したことを発表した。売れるネット広告社は、平成23年からインターネット通販広告の申込確認画面においてアップセルを使用するASP「売れるネット広告つくーる」を開発・販売し、通販会社の売上を上げてきた。

 クライアントから過去17年間で累計200億円の広告費を預かり、何百回ものA/Bテストを繰り返した結果、最も効果の高い施策が「確認画面でアップセル」であることが証明されたとしている。その仕組み化に成功したという点で特許出願に至った。

 「アップセル」とは、利用者が申し込もうとしている商品よりも、上位の商品を売ること。同社の「確認画面でアップセル」では購入のために個人情報を入力した後の「確認画面」において、よりLTVの高い商品や、相性の良い関連商品をオファーし、コンバージョンをあげる仕組みだ。売れるネット広告社が一番強みとしている、顧客に定期購入や本商品を促すという“最強の売れるノウハウ”の施策の1つだとしている。

研究し尽くされたココ!というタイミング

研究し尽くされたココ!というタイミング

 ネット広告をクリックして、ランディングページに来て、申込みの判断をこれからしようとしている顧客に、いきなりモニター商品と定期購入といった選択肢を与えたら、コンバージョン率は低下する。ネット広告から誘導するランディングページに来る新規顧客のほとんどはハードルの低い方を選ぶため、99%以上のお客様がモニター商品しか申込まない

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