【nex8×aishipR】システム連携でリターゲティング広告配信が最短1日に

ECのミカタ編集部

 リターゲティング広告配信サービス「nex8(ネックスエイト)」は、レスポンシブECサイト構築ASP「aishipR(アイシップアール)」とシステム連携を行った。「nex8(ネックスエイト)」は、株式会社ファンコミュニケーションズ(本社:東京都渋谷区)が、そして、「aishipR(アイシップアール)は株式会社ロックウェーブ(本社:滋賀県大津市)が運営している。

 「nex8」は、リターゲティング広告配信サービスで、ユーザーごとに最適な広告を表示させるダイナミックリターゲティングに特化しているところに、特徴がある。これは3つの手法を用いる。一つは、メディアの広告収益を最適化させるなどの仕組みであるSSP〔Supply Side Platform(サプライサイドプラットフォーム)の略〕。二つ目は、さまざまな媒体やアドネットワークの広告枠を交換できる仕組みであるアドエクスチェンジ。最後に三つ目は、そアドネットワークと接続することによるRTB(リアルタイム入札)という方法だ。

 ダイナミックリターゲティング配信では、広告主サイトでのユーザー行動履歴を元にバナーをリアルタイムに生成する。そして、ユーザーごとに最適な広告を配信していく。申込・購入を検討していた商品やサービスを直接広告バナーに表示させることで、ネット上でショップ店員に提案されているような消費体験をユーザーに提供することができるのが大きな特徴だ。

 静的なスタティック配信と比較して、動的なダイナミックリターゲティング配信は、多様な業種で費用対効果向上の実績が出ている手法だと言える。様々なEC系広告主で190%アップ、人材系で180%アップ、不動産系で113%アップなど、CVRアップの実績が業種を問わず出ている(※nex8調べ)。
 そのため、現在「nex8」を利用する広告主の過半数が、ダイナミックリターゲティング配信を採用している状況だ。

 また、「aishipR」とは、様々なデバイスの画面サイズに対応した、レスポンシブECサイト構築を実現するショッピングカートASPである。「スマホで売れる」機能が盛り込まれたクラウド型ショッピングカートを搭載し、スマホ・タブレット・PCを簡単に一元管理することができる。
 そのため、ECサイト運用を大幅に効率化できる。レスポンシブサイトはスマートフォンやタブレットのユーザーでもサイト閲覧の際にストレスがなく、またGoogleが推奨している手法ということもあってSEO対策にも効果的だ。

開発不要・高精度のダイナミックリターゲティング配信を実現

開発不要・高精度のダイナミックリターゲティング配信を実現

 そしてこの度、nex8はaishipRとのシステム連携を行った。これによりaishipRを利用する際に、aishipRの管理画面からnex8タグ(ユーザー情報取得や効果測定が可能になるコード)の設置を簡単に行うことができる。そのため、開発不要かつ高精度なダイナミックリターゲティングの配信が可能になった。最短で1日あれば、リターゲティング広告配信ができてしまうのだ。

 また、本連携に伴い、aishipRの利用企業である、ファッション水着国内No.1(※株式会社Ai調べ)のシェアを有する「三愛水着楽園」のnex8導入が決定している。様々な業種で効果が出ている手法なだけに、今後も導入企業が続々と増えるはずだ。

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