楽天、仙台市とシェアリングエコノミーで提携。イーグルスの価値を高め、地域に貢献

石郷“145”マナブ(編集長)

 三連休いかがお過ごしだろうか。

 こんな休日でも、一番嫌なのは混雑だろう。例えば、どこかに車をとめたいと思っていても、いざ入ろうと思うと、駐車場がない、といったりする声をよく耳にする。そんな中で楽天株式会社がこんな発表を行っていたので紹介したい。

 ご存知の通り、楽天は東北楽天ゴールデンイーグルスという野球チームを持っている。そのホームが仙台であり、球場がKoboパーク宮城である。当然ながら、仙台ではイーグルスのファンも多く、また、東京などと比べても、車の社会であるので、駐車場は非常に重要な存在なのだ。

 そこで、楽天は、おととい7月14日に、仙台市との間で「シェアリングエコノミーを通じた資源の有効活用及び地域活性化に関する連携協定」について、締結して、そこに対して、新たな文化と新たな道しるべを提示したのだ。

 どういうことか。Koboパーク宮城という球場の周りにある、仙台市有施設の駐車スペースが「楽天パーキング」に掲載されることとなり、今までよりも多くの駐車場を利用できるようになり、球場でよりスムーズに野球観戦することができるようになったのだ。

 「楽天パーキング」というのは、もともと「ラクパ」というサービスだったのだが、自分の持っている敷地を駐車場として貸し出したい人は、ここにエントリーをすれば、その敷地付近で、駐車したい人がそれを発見して、その場所を駐車できるとしたものである。まさに、駐車場のシェアリングエコノミーなのである。当然ながら、これにより楽天スーパーポイントが料金額に応じて、つくようにもなっている。

 仙台市とこれらの元からあるサービスを組み合わせることで、特に、楽天は自分たちで球団を持っている関係もあり、そのサービス向上にこれらを活用し、球団のファンサービスの徹底と、地域のより一層の活性化、周辺地域における環境を有効活用できるなどの部分で、全てにメリットをもたらすと考えたわけだ。

楽天のコンテンツを、様々なサービスと繋げる

 楽天は球団などのエンターテイメントの要素は、楽天が様々持つサービスとの間で相乗効果をもたらすような仕組み作りをして、より総合的なカンパニーを目指していくものと思われる。おそらく彼らはECは勿論なのだが、社会インフラとしての役割を果たすべく、何ができるのかを徹底していくのではないかと思う。

 また、先日のFCバルセロナがそうであるように、日本での結びつきを参考に、海外でも、日本で実績のあったサービスを、続々と海外に投入して、世界のインフラを目指しているのではないかと思われる。こうした新たな時流をどういう形で取り入れ、自らのコンテンツと組み合わせるかは、今後の楽天の可能性を広げる上でも重要なことだし、少なからずECサイトも意識しておきたいことではあると思う。

記者プロフィール

石郷“145”マナブ(編集長)

ECのミカタ 編集長。キャラクター業界の業界紙の元記者でSweetモデル矢野未希子さんのジュエリーを企画したり、少々変わった経歴。企画や営業を経験した後、ECのミカタで自分の原点である記者へ。トマトが苦手。カラオケオーディションで一次通過した事は数少ない小さな自慢。

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