BASE、キャリア決済の提供開始。決済方法の多様化

　BASE株式会社（東京都渋谷区、以下BASE）は2017年9月20日（水）、より多くの利用者が便利で快適なネットショッピングを利用できる環境を提供するため、ショッピングアプリ「BASE」内「BASEかんたん決済」においてキャリア決済の提供を開始するとともに、取扱クレジットカード・ブランドに＜JCB＞を追加した。

　BASEは、ファッションアイテムからタレントの公式グッズ、食品等、40万店を超える店舗から商品を購入することができるショッピングアプリ「BASE」を運営する株式会社。

　ここでいうキャリア決済とは、auかんたん決済／au WALLET・ソフトバンクまとめて支払い／ワイモバイルまとめて支払い・ドコモケータイ払いのことを指す。

　また、後払い決済手数料を現行の6%から3.6%+40円に引き下げ、すべての決済手数料を統一する新プランへ移行する。

　あわせて、「BASE」への集客プロモーションをはじめ、各種機能強化、およびサポート体制の充実など、さらなるショップ運営・販売支援の充実を目的として、サービス利用料（取引毎に決済金額の3%）の導入を開始する。

　ショップ支援の第一弾として、現在実施中の「300万ダウンロードありがとう記念10%OFFクーポンプレゼント！」キャンペーンをはじめ、現在月額900円で提供しているHTML編集機能を無償化、オプションを含めた全ての機能を無料で利用可能とした。

　またかねてより要望の多かった、最大20枚までの商品画像の登録、セール機能などをリリースする。

　なお、キャリア決済は9月20日（水）より、「BASEかんたん決済」を導入している全てのショップで利用可能となる。申込みの手続き等も不要だ。

決済方法の多様化

　キャリア決済は、ID・パスワード等を入力するだけで商品代金が携帯利用料金と合算され、簡単に支払うことができるサービスである。利便性が高く人気の決済手段であり、３大キャリアの導入は利用者の利便性の向上に大幅に貢献するはずだ。

　また、JCBカードの取扱い開始や後払い決済手数料の引き下げなど、多くのプロモーションを同時に実施することで相乗効果を狙うこの方針は見事である。決済方法の多様化が進む昨今、人気の方法を見定めより利便性を向上させていくことは、更なる利用者の獲得につながるに違いない。