クレジットカードいらずのカンタン決済サービス「Paidy」が新生銀行からの出資受け入れを発表

ECのミカタ編集部

株式会社エクスチェンジコーポレーション(東京都港区、代表取締役:ラッセル・カマー、以下、「エクスチェンジコーポレーション」)が提供するカードのいらない、カンタン決済サービス「Paidy(ペイディー)」は、株式会社新生銀行(東京都中央区、代表取締役社長:工藤 英之、以下、「新生銀行」)からの出資を受け入れたことを発表した。

安全かつ手軽な決済システム「Paidy 」

安全かつ手軽な決済システム「Paidy 」

エクスチェンジコーポレーション社が提供する「Paidy」 は、オンラインショッピング時にメールアドレスと携帯電話番号を使用してリアルタイムで決済で きるサービスだ。クレジットカード情報などの事前登録の必要が無いのが大きな特徴で、本人確認は SMS(ショートメー ル)もしくは自動音声で案内する認証コードによって瞬時に行われるため、ユーザーが「買いたい」と思ったその瞬間に手軽に買い物をすることができる。つまり安全性とシームレスな購買フローの両立がはかられている事になる。

Paidy で決済した代金は、翌月にまとめてコンビニエンスストアや銀行振込、口座振替で支払い可能。一括払いのほか、分割払いにも対応しているため、ユーザーは安心かつ手軽にオンラインショッピングを楽しむことが可能になっている。このように誰でも簡単かつ安全に決済ができるため、EC事業者はコンバージョン率、リピート率、顧客単価などの向上が期待できる。

発展が見込まれるEC決済分野への出資

新生銀行は、発展著しいEC市場の中でも決済の分野については、小規模事業者や個人のユーザーに対する利便性の高いサービスの開発・提供の余地が大きいとして注目してきた。

その中でも「Paidy」については独自性の高い決済サービスであると評価し、エクスチェンジコーポレーション社と今後は共同で新サービスを検討・開発することなども視野に入れ、関係の強化を図ることを企図し、今回の出資に至ったとしている。

両社の協働で「Paidy」がさらに加速する

2014年10月にスタートした「Paidy」は、同分野で最大規模の加盟店数と口座数を擁するトップランナーだ。同社は、新生銀行による今回の出資と人材交流を含む協働を通じて、同行とそのグループが持つリースや消費者向け金融サービスなど、さまざまな事業領域で培った知見やネットワークを活かして「Paidy」をより発展させ、ユーザーのニーズに即した商品やサービスの提供をしてくとしている。

さらに発展と拡大を続けるEC市場。その分野でのトップランナーといえる「Paidy」に対する今回の出資は、同サービスのアドバンテージを強化するだけではなく、今後の市場で新たな施策を打って顧客のニーズに応えていく、その上方スパイラルをさらに加速させるための大きな布石となりそうだ。


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