ヤフー「おもてなしギフトショップ」で富山県魚津市が特集。地域産品ギフトの販売開始

ECのミカタ編集部

ヤフー「おもてなしギフトショップ」で富山県魚津市が特集。地域産品ギフトの販売開始

 ヤフー株式会社と地方の商工会議所が連携して運営する「おもてなしギフトショップ」は、『魚津「食」の特選品』特集として富山県魚津市の「魚津の食のブランディング事業」で開発した地域産品ギフトの販売を開始した。

 先日公開となった話題の映画「羊の木」のロケ地として全面協力している、富山県魚津(うおづ)市。映画では、架空の地方都市「魚探市(うおぶかし)」が舞台となっているが、主人公が勤務する“市役所”でのシーンには実際の魚津市役所が使われるなど、市内の建物や海沿いの観光地などが多数登場しているそうだ。

 そんな魚津市だが、この2月から市や商工会議所をあげてネット通販にも力を入れはじめているという。全国の商工会議所とYahoo! JAPANが連携し、逸品グルメや加工品を産地直送で届ける「おもてなしギフトショップ」(Yahoo!ショッピング内)に、2月から富山県魚津市の商品が新たにラインアップされた。
 
 「おもてなしギフトショップ」は、北海道から沖縄まで全国50以上の自治体(商工会議所)が出店しているが、北陸エリアからの出店は今回が初となる。

 今回、魚津市の19事業者が出店しているが、映画にも登場する「魚津漁業協同組合」も、選りすぐりの商品を展開。目の前に広がる富山湾の海で、魚津漁業協同組合の漁師さんが獲った、白えび、甘えび、バイ貝、ほたるいかなどをアレンジした新鮮な海の幸を購入することができる。

 しかも通販で購入できるのはここだけ!とのこと。「おもてなしギフトショップ」は、商工会議所に所属する地元の事業者が出店しているため、商品の品質はもちろんのこと、価格帯も適正な設定で、安心してショッピングを楽しむことができる。

地方に眠れるコンテンツをECが発掘する

地方に眠れるコンテンツをECが発掘する

 今回の出店に際し、魚津市長の村椿 晃氏は「世界的にもまれな地理的特性を持つ『魚津の水循環』によりもたらされる、食をはじめとした豊かな地域資源を活かした絶品をぜひお楽しみください」とコメント。

 また、魚津漁業協同組合専務理事の浜住氏も「私たちの宝物である富山湾の恵を、消費者のみなさまに安心と安全に届けて楽しんでいただくのが私たちの仕事です。どうぞ、富山湾の幸をご堪能ください」と自慢の海産物の安心安全をアピールした。

 ECを通じて地方の小さな事業者の商品にも光が当たるようになった。それもいま勢いのあるYahoo!ショッピングが仕掛ければ尚の事だ。

 まだまだ地方には全国に知られていない宝物が眠っている。その土地で暮らす人々にとっては、当たり前のような光景も、他の地域から見るととても興味深く、立派なコンテンツとして成立するものも多い。地方の中小企業がこうしてECを通じて発信していこうという前向きな姿勢を今後も応援していきたいと思う。

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