「App Ape」が米国市場のスマートフォンアプリのデータを期間限定で全て無料開放へ

ECのミカタ編集部

 スマホアプリ分析プラットフォーム「App Ape(アップ・エイプ)」を手掛けるフラー株式会社(本社:千葉県柏市)は、App Apeで蓄積する米国市場のスマートフォンアプリのデータを期間限定で無料開放すると発表した。

 「App Ape」は、スマホアプリビジネスをサポートするアプリ分析プラットフォームだ。アプリのストア、パブリッシャー、ユーザーの利用データを提供しており、市場のトレンド把握や競合調査、アプリのマーケティングや広告出稿の最適化などを全面的に支援してくれる。これまでに、アプリパブリッシャーを中心にアプリビジネスに関わる3,000社以上の企業に利用されている。

 この度、そのApp Apeは、蓄積している米国市場のスマートフォンアプリのデータを期間限定で無料開放すると発表した。ストアランキングや利用者数ランキング、各アプリのインストール数、所持者数、アクティブユーザー数、性年代別利用者数などのデータをすべて閲覧することが可能になっている。

 国内ユーザー1人当たりのアプリのインストール数が頭打ちになる中、国内のユーザーをしっかりと捉えながら、人口規模などで圧倒的な市場を抱える海外でアプリを展開することは、必須の戦略として重視されつつある。

 App Apeでは、アプリに関わる全ての企業や開発者を支援するというミッションのもと、海外展開を加速させる企業のニーズに対応した海外市場のアプリデータの拡充を進めている。特に米国市場のアプリデータは、アプリトレンドの先取りや先行指標として価値が高く、市場規模の大きさからも極めて重要なデータである。

 日本から世界へと羽ばたくアプリを増やすためにも、市場調査や戦略策定のベンチマークとして有効活用できる米国のアプリデータの重要性と有用性を全てのユーザーに実感してもらうため、期間限定ではあるが米国市場の全データ無料開放に至ったという。

データ公開はアプリ事業に対する自信の表れ

 フラーでは今後、米国の市場データを活用したトレンド先取りの事例や、日米のアプリ利用動向の比較などの情報発信を強化し、米国データを生かしたアプリマーケティングの実際を、アプリ分析オウンドメディア「App Ape Lab」などで発信する予定だとしている。

 群雄割拠のアプリ市場において、次の一手はアメリカ市場に大きく影響を受けることが多い。そうした中で、保持しているデータを全て公開するという勇気に、まずは賞賛を贈りたい。そしてこれはフラーのアプリ事業に対する自信の表れでもあると思う。

 データを公開しても、それを適切に分析し活用できるかは専門性とセンスが要求される。データを見たところで「やはりApp Apeにお願いしよう」という流れも確かに想像できる。今回の無料公開が市場にどのような影響を与えるのかチェックしておく必要がありそうだ。


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