DMMが健康的なレシピ提案アプリ「MENUS」をリリース。変革の時代をどう立ち回るのか

ECのミカタ編集部

 株式会社DMM.com(本社:東京都港区)は、60万ダウンロードをされたアプリ「Ohganic」を2018年1月24日に譲り受けて運営していたが、2018年5月14日より新たに「MENUS(メニューズ)」として、リブランディングし運営を開始した。

 今回リブランディングされたMENUSから配信されるレシピは、「プロが考えた誰でも美味しく作れるレシピ」だ。ひとりひとりのパーソナル情報を元に、管理栄養士が監修した400万種類以上の献立の中から提案されるので、栄養バランスにも配慮がされている。また、お気に入り情報をもとに、好きな献立を学習してパーソナライズの精度を上げて提案してくれるという。

 忙しい毎日の中で、健康的な献立を考える「名もなき家事」は、子育てをしている方や共働き夫婦にとって、積み重なると大きな負荷となってしまう。そのようなユーザーが、安心して食べられる美味しく健康的な献立を簡単で素早く提供したいという想いでこのアプリは開発されている。

 栄養バランスを考えた献立作りは、未経験者にとって不安で難易度が高く、男性の家事進出にはハードルが高い。そのためMENUSでは、単品料理を選んで献立を作るのではなく、ユーザ一ひとりひとりの条件を基に「健康的な献立を提案する」ことに重きを置いている。ユーザーの「考える」「探す」「選ぶ」を最小化し、楽しく便利で健康的な食生活を支援することを目指しているのだ。

変わりゆく時代の変化を見て取れるレシピ系ビジネスの遍歴

 先日、クックパッドが2018,1Qの決算を発表したが、大きな減収となっていて話題となった。クラシルやDELISH KITCHENに有料会員が流出していると騒がれている。アプリを主戦場に動画をメインとした媒体がいま注目を集めているが、そうしたなかで今回リリースされたMENUSはどう立ち向かっていくのか。

 まず「忙しい中でも丁寧に生きたい人」にフォーカスし、インスタ映えを狙ったチーズとろり系動画とは一線を画す。丁寧に生きたい層の絶対数は多くないのだが、熱心に参考にしてくれるユーザーが多い。一度気に入ってもらえば離脱率は少ないのではないだろうか。

 デバイスはPCからスマートフォンに変わり、流入も検索からSNSに変わろうとしている。「能動的」だった検索から「受動的」な向き合い方へと時代は変化しているのだ。そうした事も踏まえた上で今後MENUSがそういった仕掛けを繰り出してくるのか見守っていきたい。またレシピ系ビジネスが今後どう変化していくのか、といった点も見どころである。

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