BASEがついに初の常設店舗を渋谷マルイにオープン

ECのミカタ編集部

Eコマースプラットフォーム「BASE」を運営するBASE株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:鶴岡裕太、以下BASE)は、渋谷マルイ1階に「BASE」初の常設店舗「SHIBUYA BASE」をオープンすることを公表した。

リアル店舗でもBASEの買い物体験が可能に

Eコマースプラットフォーム「BASE」を運営するBASE社は今回、渋谷マルイ1階に「SHIBUYA BASE」をオープンすることになった。

50万店舗が出店するEコマースプラットフォーム「BASE」初の常設店舗で、ネットショップ作成サービス「BASE」の出店店舗に対し、リアルの場で商品を販売する機会を提供するために設けたスペースとなる。

このリアル店舗の出店により、ネットショップやショッピングアプリ「BASE」での買い物を、「SHIBUYA BASE」でも体験することができるようになるのだ。なお、オープン日は2018年6月15日(金)を予定している。

BASE出店ショップにリアルでの出店機会を提供する

BASE出店ショップにリアルでの出店機会を提供する

常設店舗「SHIBUYA BASE」では、「BASE」に出店する50万店舗の中から、将来的に多くの人々に受け入れられるブランドへと成長する可能性を秘めた店舗に対し、丸井グループの協力を得てリアルでの出店機会を提供する。

【SHIBUYA BASE」店舗概要】

オープン日:2018年6月15日(金)予定

場所:渋谷マルイ 1階

所在地:〒150-0041 東京都渋谷区神南1-22-6

営業時間:11時00分~21時00分 (日・祝20時30分まで)

定休日:渋谷マルイの休業日に準じる

オープン時の出店店舗:
『ALL YOURS』
「インターネット時代のワークウェア」として日常で感じるストレスを解消する製品を販売している。 デザインは日常着ながら動きを妨げないので、生活が楽なり何を着ようか悩むことが減るようなアイテムが取り揃えられている。まさに新しい働き方を助けるワークウェアだ。

「SHIBUYA BASE」が目指す 『5つのE』

「SHIBUYA BASE」が目指す 『5つのE』

またBASEでは、「SHIBUYA BASE」を通じて下記の項目を実現して行く方針だ。

<「SHIBUYA BASE」が目指す 『5つのE』>

①【Engagement(エンゲージメント)】 実店舗でブランドの魅力を伝えファンと友好な関係をつくる

リアルな場所で商品やショップオーナーの魅力を伝えることで、インターネット上では出会えなかった新たなお客様との出会いの機会を創出し、出店ブランドの魅力を広めることを目的としている。オンラインだけでなく、そしてオフラインだけでもなく、より早くブランドの魅力に気付いてくれるファンを増やしていきたいと考えている。

②【Empowerment(エンパワーメント)】 ブランドの実店舗を支援する

実店舗の開業を目指すブランドに対して、丸井グループと連携して販売や接客ノウハウをサポートし、ブランドの認知度の向上や、新規顧客の獲得など、ネットショップに限らずブランドの商機を拡大する支援を実施する。「SHIBUYA BASE」では、実店舗出店に挑戦しやすいように、出店時に必要となるほとんどのものを施設に完備している。基本的には日程と販売商品を準備するだけで出店できるようになっている。

③【Experience(エクスペリエンス)】 リアルでの小売の体験を数日から経験できる

数日から実店舗での販売を経験できる。商品開発や接客といったインターネットでは感じられないような体験もサポートすることで、出店者が今まで気付かなかった視点を提供する。

④【Exchange(エクスチェンジ)】 オンラインとオフラインの垣根をなくしたモノの売り買いを可能にする

ネットショップ作成サービス「BASE」では、かんたんにネットショップが始められるだけでなく、実店舗においても初期費用(敷金、礼金、什器用意など)や煩雑な手続き不要で実店舗出店ができるという体験を提供することで、オンラインとオフラインのモノの売り買いの垣根をなくす。

⑤【Easy(イージー)】 かんたんだから誰もがチャレンジできる環境をつくる

これから、チャレンジする人々がどんどん生きやすくなる時代になる。多くの方が夢に向かって一歩踏み出すきっかけになるように、実店舗出店の簡易化、決済手段の導入の簡易化、お客様のお支払い方法の簡易化など、かんたんだからできる環境を提供し、チャレンジに寄り添う。

この「5つのE」をコンセプトに、BASEは渋谷マルイ1Fに「SHIBUYA BASE」を構え、弊社のビジョンでもある「価値の交換をよりシンプルにし、世界中の人々が最適な経済活動を行えるようにする」を体現していく計画だ。

オムニチャンネルのワードに象徴されるように、ネットとリアルの融合が脚光を浴びている。双方の利点を享受しながら相互作用でユーザーに新たな買い物体験を提供することはもちろん、今回のSHIBUYA BASEはネット上での出店者にリアル店舗での展開のチャンスを提供する点も注目される。

こうして消費者と出店者にアプローチすることで、SHIBUYA BASEとしても、BASEとしてもさらにプラットフォームとしての価値を高めて行くことになるだろう。この新たなエコシステムの出現がもたらす「ざわめき」が今から聞こえてきそうだ。

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