佐川急便が見据える「GOAL」。「運ぶ」の先にあるモノ

佐川急便株式会社(本社:東京都江東区/代表:荒木秀夫)は、自社で結成したプロジェクトチーム「GOAL®」の新CMを発表。俳優の織田裕二さんがプロジェクトチームのリーダーとして活躍し、「『運ぶ』の先までプロデュース」するという理念を表現している。

今回のCMで明かされる、物流業界の課題に対するソリューションとは。

新CM『ドローンが見た巨大倉庫』篇

舞台となる造船所を、ドローンをつかって臨場感あふれる映像に仕上げたCM。俳優の織田裕二さん演じる「GOAL®」のプロジェクトチームリーダーが造船所をおとずれ、顧客の声を聞き、課題解決に挑んていくというストーリー。RFIDをつかった造船物流を提案している。
 
CGで描かれた映像は、近未来を彷彿とさせるクールなつくり。テレビでは9月6日から全国で放送、Webでも9月10日から公開される。

RFIDとは

radio frequency identifierの頭文字をとってRFID。ID情報を埋め込んだRFタグから、電磁界や電波などを用いた近距離の無線通信によって情報をやりとりする。
 
今回のCMの中では、巨大な資材倉庫の中での資料探しに、RFIDタグを活用する提案をしている。造船所の資材倉庫で資料を探すのは、その規模の大きさからときには半日以上もかかってしまうほどの手間がかかる。そこを解消し、資料探しの時間を短縮、顧客の作業効率アップを目指す。

プロジェクトチーム「GOAL®」

佐川急便では、物流の課題解決という「GOAL」にむけて課題解決に挑むプロジェクトチーム「GOAL®」を発足。市場や環境の変化に柔軟に対応できる専門家集団だ。「運ぶ」に求められる課題が変化しつつある今、「運ぶ」の先にある顧客のニーズに応えていく。

「運ぶ」だけの時代ではない

「運ぶ」だけの時代ではない

近年、「運ぶ」という仕事自体に求められる質はどんどん高くなってきている。配達員の態度であったり、配達時間、梱包の質などはもちろんのこと、運んだあとの貨物のあつかいも、作業効率を上げる施策が試されている。
 
特に中国では無人自動車による配達もすでにおこなわれており、そうしたデジタル化の波が日本にも来ないとも限らない。そのとき、顧客の満足度をあげるのは、やはりどこまで細かく顧客のニーズに対応できるかだ。EC事業を発展させるうえで、佐川急便の「GOAL®」のような視点は非常に重要となってくる。

 ECノウハウ