ShopifyとはぴロジがAPI連携。フルフィルメントサービスの提供が可能に

ECのミカタ編集部

「はぴロジ」を運営する株式会社ブレインウェーブ(本社:大阪市西区/代表:園田有希生)と、Shopify Inc. の日本法人Shopify Japan 株式会社(本社:東京都千代田区/代表:マーク・ワング)は、Shopifyで構築されたECサイトから、はぴロジ倉庫へのデータ連携をシームレスに実現するAPI連携を実装。国内で初めてフルフィルメントサービスを提供開始したことを発表した。

Shopifyは、国内外に関わらずにオンライン販売を手軽に始められる、クラウド基盤のマルチチャネルコマースプラットフォーム。海外、日本国内において、多くのブランドの信頼を得ている。

サービス開始の背景

Shopifyでは、物流に関する課題解決がテーマのひとつ。昨年日本に上陸してから、フルフィルメントサービスとの連携を求める声が定期的に上がってきていた。
 
今回、物流代行や在庫管理に定評のあるはぴロジが、この課題解消に効果があると判断し、サービス提供に至った。

1クリックで一括管理

1クリックで一括管理

API連携でできるようになることは主に以下の3つ。

1.商品情報連携
・1クリックでShopify上の商品マスタを連携でき、自動更新が可能になる。

2.発送業務(出荷指示・出荷実績)の自動化
・Shopifyの受注情報を取り込みボタン1クリックで連携。
・はぴロジ倉庫から発送完了後、配送会社の配送番号を含む発送完了情報を連携する。

3.在庫の自動反映
・入出荷で変動する、はぴロジ倉庫の在庫情報をShopify上に自動連携。

一連の作業を丸ごと委託

一連の作業を丸ごと委託

はぴロジと連携することで、倉庫での商品保管から、入荷、梱包、出荷という一連の出荷作業まで丸ごと委託が可能になる。在庫や入出荷履歴の情報はクラウドのシステムで一元管理され、場所時間を問わず確認ができるのである。

倉庫とのメッセージ機能や、複雑な出荷作業のオペレーションをシステム上で設定できるフィルターアクション機能、複数の倉庫から出荷することができる分散出荷機能、封入物やセット品を効率的に制御できる機能なども利用でき、EC事業者が作業委託をするのにはぴったりだ。

作業の効率化でEC事業をより活発に

発送作業や在庫管理、梱包作業など、ECサイトを運営していく上ではスムーズに流れるようにする仕組みは重要だ。すべてがネットで操作できるようになってこそのEC事業といえるかもしれない。

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