企業とユーザーをつなぐ“顧客体験”に焦点を当てた新メディア『XD』が更に加速

 株式会社プレイド(東京都品川区:代表取締役社⻑ 倉橋健太)は「XD(クロスディー)」という名のメディアを展開して、新たな一歩を歩んでいる。このメディアの主たるところは、それは、CX(カスタマーエクスペリエンス)に特化した部分である。

企業とユーザーをつなぐ体験ビジネスメディア

「XD」は、企業が提供するサービスと消費者の間に生まれる「体験(Experience)」にフォーカスを当てたビジネスメディアだ。「世の中のあらゆるコトに魅力的な体験を」をコンセプトに、企業が消費者に提供する体験をよりよくするためのヒントとなる情報を、様々な観点から届ける。また、各企業の特徴ある施策を消費者が知るきっかけとなる機会を創出できるよう、消費者視点からも企業の取り組みを追っていくとしている。

また、「XD」のXには「Experience(体験)」と「Cross(交わる)」の2つの意味、Dには「Delight」「Design」「Driven」「Discussion」「Development」などの様々な意味が込められているという。

また、アルファベットのDは「力が集まる」という意味を持っているといわれており、「XD」という場に体験が集まり、様々なコミュニケーションが生まれることをイメージし、この名称となった。

文字としても顔としても成立するこだわりの“ロゴ”

文字としても顔としても成立するこだわりの“ロゴ”

またXDのロゴにもこだわりがあるようだ。プレイド社の飯塚氏は次のようにコメントしている。

「メディアを立ち上げる上で、こだわったロゴ。XDって英語圏ではすごく嬉しいことを表現する際に使われる顔文字だったりするのですが、このロゴも右に90度回転すれば人の顔に見えるようになってます。

普通にXDという文字として成立してて、顔としても成立してる、絶妙なバランスをあーだこーだいいながら仕上げました。社内のデザイナーにお願いしたんですが、この案が出るまでにだいぶ回り道してしまったこともあって難産だったかもしれない。でも結果的にみんなが納得するものになりました。

一番伝えたいメッセージは、サービス提供者が体験を通して実現したい表情はきっとこんな表情だろう。こんな表情を作る手助けとなるメディアになりたいという想いです。このロゴがCXを重視する企業の共通のアイコンになると嬉しいなぁと思ってます」

豊富なコンテンツを用意

「XD」では、企業事例を中心に理解促進を図るための周辺情報が網羅されている。その項目は下記のようなものだ。

[事例インタビュー]
企業のCXを向上させるための取り組みやその考え方を取材・発信。

[ノウハウ系]
CXを高めるための具体的なアイデアやそれを考えるためのティップスを紹介。

[周辺知識系]
時代背景など、顧客を知る上でプラスになる情報を伝える。

[調査・検証系]
顧客を知るための意識調査やユーザーインタビューのほか、マーケターを対象にしたアンケートなどを実施。

近年、各企業が展開する各種のメディアは注目を集めている。かつてはメディアといえば、テレビ局や出版社、新聞社が一手に制作と発進を担っていたが、Webやネットインフラの発展によって、いまや誰もがメディアを持ている時代になっている。そしてそれらのメディアは各EC事業社もこぞって活用している。

こうしたメディアは、企業やブランドとユーザーをつなぎ、ファンを醸成することでその価値を高めつつ、収益にも貢献していくことになる。一方で、企業がメディアを運営することは、制作体制の確保や制作そのもののノウハウをどう蓄積し、いかにユーザーの目に耐えうるコンテンツを常時掲載していくかには大きなハードルがあるのも事実だ。

この点、XDに関しては、企業とユーザーをつなぐためのCXにフォーカスしたコンテンツが豊富に用意されている。まさにCXをメディアの面からスパイラルさせる存在とも言え、今後のさらなる発信力の向上と存在感の発揮にも期待したいところだ。

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