日本郵便が「ゆうパックのサービス改善」の内容と開始時期を公表

ECのミカタ編集部

日本郵便株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 横山 邦男)は、本年6月26日(火)のプレスリリース「ゆうパックのサービス改善及びゆうメール基本運賃等の改定」で、「2019年春頃に開始予定」としていたゆうパックのサービス改善について、2019年3月18日(月)から開始することを公表した。

新たに複数のサービスを提供

日本郵便は、すでに今年の6月26日(火)のプレスリリースで公表していた、「ゆうパックのサービス改善及びゆうメール基本運賃等の改定」の「2019年春頃に開始予定」としていたゆうパックのサービス改善について、2019年3月18日(月)から開始することを明らかにした。

同社によれば、今回のゆうパックのサービスの改善は、利用者の荷物の受け取りやすさを追求し、荷送人から差し出された荷物について、新たに複数のサービスを提供するものとなるそうだ。

メールの拡充と指定場所配達サービスの開始

メールの拡充と指定場所配達サービスの開始

新たに提供されるサービスの概要は次の通りだ

◆1.配達予告メールの拡充

「ゆうびんID」を利用する利用者へのメール通知サービスを拡充し、荷送人から日本郵便に提供された「お届け先情報」と、受取人の中で「ゆうびんID」を取得している利用者の登録情報をマッチングして、「お届け予定通知」又は「ご不在通知」のメールを荷物の受取人に送信する。

◆2.指定場所配達サービスの開始

荷送人が差し出したゆうパックの「お届け予定通知」又は「ご不在通知」等のメールを受け取った利用者が指定した場所(宅配ボックス、郵便受箱、メーターボックス、物置又は車庫)に届けることができる。

さらなるサービスの拡充にも期待

EC市場の拡大に合わせて勃発した、物流のラストワンマイルのひっ迫した状態、いわゆる「宅配クライシス」は今も大きな社会問題として横たわっている。その課題に官民あげて、さまざまな対策がとられてきているが、日本の近代史とともに歩んできた日本郵便に関しても、新たな一手が示された形となった。

日本郵便では今後も、荷物の差し出しやすさと受け取りやしさを追求し、ゆうパックのサービス改善に取り組む方針で、さらなるサービスの拡充にも期待がかかるところだ。

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